こんにちは。
一つ直すと、あれもこれもと、結局全部直したくなるKei Alexです。
新しく描いた方が早い時もある。
書き出し条件を確定
A4サイズのモノクロ二値(600dpi)の漫画を、ブログで見やすいサイズに縮小するには、次の手順が良さそうだという結論に至りました。
1.クリペ上で次の条件で書き出し
※【色の詳細設定】で、トーンの出力設定を「出力倍率に依存する」にしています。
2.フォトショでさらに50%に縮小(綺麗さを優先した方法で)
以上の手順で、最終的に、元のサイズの25%(1134px×1577px)に縮小します。
クリペで一気に25%まで縮小することも試しましたが、粗くなってしまったので断念。
フォトショを使うと、何の問題もなく、とても綺麗な状態で縮小することができました。が、原寸が大きすぎるので、二段階に分けて縮小するのがよさそうです。
その結果が、こちらの記事に掲載している漫画です。(修正版に差し替えました)
トーンの出力設定による違い
クリペの書き出し条件で設定できる、トーンの出力方法について。
縮小をかけるときには、重要になってくるので、改めて確認してみます。
※スクリーントーンに注目して下さい。
↓レイヤー設定に従う
↓出力倍率に依存する
サムネイルでも、違いがおわかりいただけるのではないでしょうか。
「レイヤー設定に従う」だと、トーンの情報が保持され、縮小などの影響を一切受けないまま書き出されます。そのため、相対的に網点が大きくなってしまいます。
というのを、昨日知りました(笑)。
どうりで見づらかったわけだよ(笑)。点と点の間の白い隙間も必然的に広がるので、全体にコントラストが下がって見えるし。
何となく感じていた物足りなさの原因
見づらさと合わせて、何か違うと思っていましたが、原因がわからず。
頭を捻り、漫画を読んだり、自分のイラストを振り返ったりして気がつきました。
線に表情がなくて、立体感に乏しい。っていうか好みの表現になってないじゃん。
自分の好みじゃないから、そもそも納得いかなかったところに、処理の雑な部分や、細かすぎて見えにくい部分が加わったので、なんだか気に入らない気分だったんです。
とはいえ、取っ掛かりが「何か違う」なので、上手く言葉にできないし、原因究明まで時間がかかった。ノーヒントで答えられるほど勘良くないのに(笑)。
ということで。僕はコントラストの高い、はっきりした表現が好きなので、全体的に線を太くし、ベタを増やして修正。ついでに2コマ目のおっさんの髪や服を修正したり(笑)。
でもまだ足りないと思ってるよ。
冒頭で書いたように、最初から描き直した方が早いぐらいになっちゃうから、今回はここまでにしておくけども。
今後の課題ということで(笑)。