Dragon Island

日々是修行。

小さな巨人のハンディスキャナー

こんにちは。
連日夜中仕事でPCの整理をしていた寝不足を、休日一気に回収しているKei Alexです。

ハンディスキャナーを買いました

下の記事にあるように、蔵書の整理をするため、ハンディスキャナーを手に入れました。

dragonisland.hatenablog.com

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社外品と思しき付属アプリがインストールできなかったものの、本体は至って好調です。
しかもかなり有能でした。

ミヨシ ポータブルモバイルスキャナー

↓公式サイト

www.mco.co.jp

 僕が注目した点は以下です。

  • 1万円以下。
  • コードレスで使用可能。
  • A4対応。(最大216×1200mm)
  • 600dpiの白黒原稿を作成できる。(300、600、900dpiから選択)
  • 持ち運びやすい。(26cm、200g程度の棒)

僕が買ったのはUMSC-05の方で、USBケーブルでデータを取り出す方式です。
前世代のUMSC-04の方は、ワイヤレスでデータを送れるようなので、ケーブルうぜぇって人は04がオススメです。
※PCにデータを移動する方法が違うからか、必要な電池の本数が違います(笑)。

1万円以下で、600dpiで読めるのはこれしかなかったので、僕としては選択の余地ナシでした。
自宅での使用がメインなので、無線で飛ばさなくても不便はないと判断。
電池1本の差がどれぐらいかわかりませんが、デジカメを充電すると思えば、大した手間ではないと思います。作業しない時間に充電するわけですし。

余裕のサイズ

スキャンの対応サイズはA4です。
正確には、幅216mm×縦1200mmです。…ん? ……1.2メートル……だと!?
横断幕……にしては小さいよな……一体何を想定したサイズなんだろう
こういう会社の、企画開発の人って、ニッチっていうかマニアックな商品作るよね(笑)。おかげで僕みたいなオタクに刺さるんだけどw
04も05も他社製品も、一通り置いていたヨドバシカメラにもびっくりだけどね!(駅を挟んだライバル店はマウス型のアレしか取り扱っていなかった)

ともあれ、A4の短辺サイズなので大部分の書類、書籍、ノートは心配いらないと思います。
本体に、読み取り範囲を示すマーカーがついているんですが、確認しにくいので、ポスカやシールなどでマーキングしないといけないかも(笑)。

さてここで本題です。
読み取りサイズはA4短辺ですが、縦がやたら長いので、B4原稿を断ち切りサイズで読める計算になります。
ということでやってみました。

B4の漫画原稿の救済に

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これのどこが良いって、アナログのB4サイズで作った漫画を、Web公開まで持って行けるってことですよ!(大興奮)
デジタル入稿するには、B4原寸でデータを用意しなければいけないので、この製品ではできません。あくまで自分でトリムしてブログやHPに掲載する場合に限ります。
※トーンにモアレが起こる可能性があります。そもそも細かいトーンを引っかけて剥がしてしまうかもしれません。

また、600dpiで読み取ると、クリペなどでも等倍で開けるので加工しやすいと思います。
※裁ち切りサイズで埋め込む格好になる。

フラットヘッドスキャナーだと、2回に分けて読み込まないといけませんから、その手間も軽減されるかも。

問題は歪み

こればかりは、慣れが必要です。
読み取り面に、幅広のローラーがついているんですが、それでも左右のバランスをとるのが難しいです。
上に掲載した原稿も、水平と垂直の枠線ですが、変形ゴマのようになってしまいました。これでも良い方w 最初はもっとぐにゃ~っと曲がりました。
まあ、そのうち、使いこなせるようになるだろう。

曲がるのが嫌だとなれば、紙を差し込むタイプのモバイルスキャナーか、フラットヘッドスキャナーを使えって話ですし、どうしてもB4サイズを原寸で読み込みたければ、複合機を使えってことになりますから(笑)。

性能と価格のバランスは最高で、良い相棒ができましたヽ(*´∀`*)ノ


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