Dragon Island

日々是修行。

心を鎮めて一点透視図法から

こんにちは。
気が短くて、感覚で「こんなもんじゃろ」と処理しがちなKei Alexです。

前よりはわかるようになったけど

ほんの2か月ぐらい前まで、風景写真を見ても情報が多すぎて処理できませんでした。
それが、少しずつですが処理できるようになってきました
少なくとも、個別のモチーフを描くのは以前よりできるようになりました。

でもまだ、地平線と消失点を見出せず、模写しようとしても滅茶苦茶になります。

地平線を探すところから

見つけられないのだから、見つけられるようになってやろうと思いました。
そこで写真を使って、地平線(HL/EL)と、消失点(VP)を探し出す遊びをやってみました。
それも、できるだけ道具を使わずにやってみようと。(答え合わせのときに線を引く)
※絵じゃなくて写真を使っているのは、パースに関して省略や誇張がないから。

難しいと思ったのが、ギリシャにあるイアという町の風景や、クアラ・ルンプールのバトゥ洞窟の風景。
高低差+カーブした道がお手上げでした。

サントリーニ島 - Wikipedia

バトゥ洞窟 - Wikipedia

明暗で形がわかるように

描き慣れたはずのキャラクターですら満足にコントロールできないでいるのに、慣れない風景画でできるわけないよー!!(ノД`)゜。
って思うけど、やらないことには前に進めないから頑張る(;_;)
これができないと、空気遠近法の中景を描けないって気づいた。
こまごま描き込めず、シルエットだけで済ませられない距離。

そんで、これができると、水彩の着色が上手くなるかもしれないと思った。
描き込みすぎずに立体感や存在感を出せるから。

……とはいっても、歩き出す前からへこたれそうだ……でもできるようになりたいから頑張る。

パースの勉強でわかりやすかった本

なぞっておぼえる遠近法スケッチパース ツボとコツ

なぞっておぼえる遠近法スケッチパース ツボとコツ

 

文字通りツボとコツがわかりやすかったです。
なんちゃってパースではなく、誇張や省略もせず、ちゃんと計算してパースを引く方法が丁寧に解説されています
線はフリーハンドなので、スケッチらしい仕上がりになります。
最初から最後まで勉強になるけど、とりわけ、階段や食器のパースが面白かったです。

ちなみに著者とアシスタントの山本さんは建築パースの専門家。

何度も読んだし、何度読んでも良い教科書。


TOP