Dragon Island

日々是修行。

いいこと聞いたぞ。

こんにちは。
週末に「良いこと」があってテンションが上がりまくったKei Alexです。
その反動なのか、両手に汗疹のようなシュフ湿疹のような湿疹が出てボロボロになりました。(汗のせいだと思う)

今日は、そんな「良いこと」の方のお話です。
※ドクロイラストが1枚います。

モノクロ映画はフルカラーのグレスケ化じゃなかった

きっかけはこちら。

このツイートを、漫画家の大童澄人先生がRTして、知りました。
ツイートの画像の通りで、元々フルカラーのものを白黒で表現する際、カラーを除去してグレースケールにすると、1枚目の画像のような状態になります。
ですが、実際にモノクロ映画の作品を見てみると、2枚目の画像のように、本来暗くなるはずの所が、明るく(白っぽく)なっている、というのですね。
※軍服の赤色の部分に注目してください。

すると、リプ欄で謎が解き明かされました。

【中略】

この一連を見た僕は、雷に打たれたような衝撃を感じて、目玉どころか顔面からウロコがガバっと外れたような気分でした。

限られた条件で最高の表現を目指す

カラーフィルターについて、僕も調べてみました。
赤だけでなく、青や緑や黄色なんかもあって、それぞれ効果が違います。
その中で、赤フィルターを使うと、赤いものが白っぽく映り、コントラストを強める効果があるそうなんです。
これをどう使うかは撮影する人の目的次第ですが、そのままでは(明度や彩度の差が小さく)コントラストが弱くて、ぼやけた印象になるところを、こうしたフィルターを使うことで、効果的に表現することができる、ということに、目からウロコどころか目玉ごと落ちそうなほど衝撃を受けました。

さらに、

とのことで、僕は、目玉が落ちた穴から脳みそが出てきそうでした。

考えてみれば当たり前のことで、映像も映画も表現なのだから、作る人は最高の演出で見た人を驚かせたいに決まっていますよね。
そのために頭をひねりまくって知恵を絞り出し、あらゆる手段工夫するのは、当たり前のことでした。

イラストでも応用できそうだ

僕が生まれた1980年には、テレビも映画もフルカラーが当たり前になっていました。
モノクロ作品を見る機会は少なく、見てもそこまで「映像」に注目しませんでした。
何も知らず、単純にグレスケ化したものがモノクロ画像のすべてだと思っていたのです。

そんな僕が持っているのは、この程度の感覚でした。(画像は全て過去作品)

f:id:kei-alex:20180111025937j:plain
f:id:kei-alex:20171006221457j:plain
f:id:kei-alex:20170201014655p:plain

どれも、単純なグレスケからの発想です。
考えていたのは、高いコントラストと、派手さ優先のライティングの嘘。

でも、本当は、もっと作り込めて、もっとカッコ良くできるものなんだ、と希望が湧きました。(実現できるとは言ってない)

こういう希望は望むところです。いくらでも欲しい。
どう考えても一生のうちに極められない絶望も同時にビシビシと感じますが、それよりも、今より良いものが作れるかもしれないという希望の方が勝っています。

もっと勉強しよう。
もっと色んなものに目を向けよう。
やりたいことが多すぎて無駄にエンジンを吹かしているような気持ちだけど、いいことを知ったヨロコビは、とてつもないエネルギーを生むのです。

見え方の違い(錯覚?)のざっくり再現

こんにちは。
スマホで絵を描く手軽にハマったものの、一気にやりすぎてあっという間にスタミナが切れたKei Alexです。
お腹一杯になってしまいました。

今回も、前回のドクロちゃんがいるので、クッション画像を置いときますね。

f:id:kei-alex:20160513023815p:plain

こう見えていた

スマホで絵を描いているとき、僕の目にはおよそ、こんな風に見えていました。

f:id:kei-alex:20190601113322j:plain

←実際の画像 再現のため調整したもの→

f:id:kei-alex:20190601113437j:plain

←実際の画像 再現のために調整したもの→


どちらも、わかりやすくするために少々大袈裟に加工していますが、スマホで描き終わった時点では、右のようにコントラストが高くて、比較的ハッキリしていたんです。

一度PCで確認した現在では、もう左のようにしか見えません(笑)。
何かしらの錯覚を起こしていたということだと思いますが、こういう現象は魔法が解けたみたいで不思議ですね。
味見しすぎて味がわからなくなったようなものなのか、自分ではわかりませんが、ともかく描いている最中は「よし、まずまずの出来だ」と感じていました

この事実を記録しておかなければと思って、今回、記事にしました。

こういう話はいくら書き直しても堅苦しく、小難しく、やや居丈高な雰囲気になったので軽めにしておきます。
こういうときの対処について、僕の場合は、「自分が見る、または見たい状態」を基準にしています。
デジタルなら自分の使っているPC、アナログなら自分の作業場。
他の条件で見たときに印象が少し違って見えても、それはそれ。
でないと、息苦しくなってしまいます。

今回については、PCを基準にするぞということで、スマホで描くときは「暗いところをもっと暗く、明るいところをもっと明るく」描くことで調整します。
その点から、カラーで描くのが難しいかもしれないと思い始めています。

スマホでお絵描きの経過

こんにちは。
何を思ったのか、5月ラストに滑り込んでやろうと記事を書いているKei Alexです。

久しぶりにアイキャッチにこの写真を使います。

f:id:kei-alex:20160513023815p:plain

スマホで描く2(カウントアップ 110 / 200)

f:id:kei-alex:20190531113625j:plain

今度は人間キャラを描いてみました。
空き時間にやったので、ここで時間切れ。所要時間は20分。

劣化モアイだとか、怖いとか、スケキヨだとかの感想は随時受け付けています(笑)。
夢に出たらごめんなさいね。

こんな風に、シルエットからゴリゴリ掘り出すように描くなら、やりかたを考えた方が良いかなあと思いました。
普段デジタルで描くときは、もっと時間に余裕があるし、操作感の良さから形も取りやすく、修正がずっと少ないです。
とにかく、狙ったところに狙った線(筆)を入れられないのが困りものです。

でもですよ?
厚塗りに関しては、りんごが上手くいったのだから、他もやり方次第で上手くいくと思うんですよ。
シンプルなシルエットで、明暗を付ける面が広範囲なら良いのでは?
と、すると、候補に挙がってくるのは「なんでもあり」なクリーチャーです。

スマホで描く3(カウントアップ 111 / 200)

f:id:kei-alex:20190531142007j:plain

そしてこれである。

所要時間30分。
意味もなく頭蓋骨が浮いていてみっともなかったので、急遽背景を作ってみたけど、どうにもなりませんでしたw

これ、造形以前にコントラストが大問題で、吹き出しました。
スマホのディスプレイで見ていたときは、もっと黒かったんですけど、試しにPCから見てみたら、まっちろ(真っ白)でした。
サムネイルで見ても目の穴しかわからん。
たしかに最初のりんごも、ブログを書くときPCで見たらこんな白かったっけ?ってちょっと引っかかってはいたんですよね。(素通りしてしまった)

色は錯覚で認識されるので、背景との兼ね合いもありますが、そもそも明度が高かったんだと思いました。

この次は、明るいところを限りなく白に近くして、暗いところを限りなく黒に近くしてやってみます。
それと、これは「やっぱり」と再確認したことで、先に背景色を敷いてから描かないと合わせづらいですね。


TOP