Dragon Island

日々是修行。

実況動画づくりのメモ2:実況音声編

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こんにちは。
焼きいもと肉まんが美味しい季節になって、そこだけ嬉しいKei Alexです。

今回は、前回に引き続き実況動画づくりのメモです。
長いから記事を分けたのです(笑)。

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今回は、動画に欠かせないだろう「音声」に関する話です。

ゆっくりボイス

僕はこれが好きで、これをやりたい気持ちとゲーム動画を作りたい気持ちが、ちょうど半々ぐらいだったので、迷うことなく始めたのでした。

ゆっくりについては、以前記事にしたことがあります。

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特別な機材は必要なく、PCと無料のソフトと、いくつかのプラグインファイルがあれば作れます。
簡単に説明すると、自分が打ったテキストを自動で読み仮名に起こして、それを音声で読み上げる仕組みです。

これはなんといっても、手打ちの面倒があります(笑)。
その代わり、編集作業と同時に行うので、もろもろの調整は楽です。

肉声

これは、ほぼほぼ、しないつもりなんですが、完全に興味なしかといえばそうとも言えず、ちょびっとだけ興味があります。(好奇心旺盛)

調べるだけは調べたので(笑)、備忘がてら書き出していきます。

メリットは、臨場感のある実況ができることや、喋るだけで済む手軽さでしょうか。
デメリットは、機材がいくつか必要だったり、喋り方に気を遣ったり、体力的にリテイクが大変だったり、かな。
イケボかどうかを除いても、デメリットの方が多い印象です(笑)。

まず必要な機材を順に挙げていきますね。

  • マイク
  • PC
  • キャプチャーボード
  • 防音設備
  • PS4(ゲーム機)

そうなんです、PCとキャプチャーボードが必要なんですよ。

どういうことかというと、録画や録音に関しては全てPCを使って行うんです。
PS4はゲームを動かすだけ。
肝心の音声を録音するマイクは、PCに繋ぎます。PS4じゃないんです!
僕は全く予想外でした。
解説サイトを読みながら、頭の中で一生懸命、マイクのUSBジャックをどこに差そうか考えていたので、「マイクはPCに接続します」と書かれているのを読んだとき、変な声が出そうになりました(笑)。
なんでも、PS4に差すと、ゲームの音が録音できなくなってしまうんだそうです。

映像(とゲームの音声)も並行してPCに録画するので、PS4の映像をPCに飛ばすキャプチャーボードが必要というわけです。
前回の記事で、高くて手が出ないと言っていたキャプチャーボード……それがこんなところで登場するとは思ってもみませんでした。どうしましょう(笑)。

防音設備というのは、僕んちは集合住宅なので、近所迷惑にならないようにするためです。
なにも部屋を丸ごと防音仕様にする必要はなく、マイク(と口元)の周囲を覆えればひとまずのところ良いみたいです。
これはテストしてみないと何ともですけど、100円ショップに売っているもので自作できそうなんで、あまりお金がかからずに済みそうです。

それはそうとして、キャプチャーボードが高いです(笑)。
安い製品もあるんですけど、これをケチってしまうと厄介そうなんですよ

ちなみにマイクは3000円ぐらいの奴がコスパ良くて鉄板らしいです。

キャプチャーボード……。

まとめ

趣味でもできる範囲では、ゆっくりボイスと僕自身の声を使う二通りだろうと思うのですが、お値段的な問題からも、肉声での実況は難しそうです。(キャプチャーボード…)

そんなわけで、現段階では、PS4で録画して、ゆっくりボイスで音声を付ける方法が最適解のようです。

また、ここでゆっくりを使うことが確定したため、次回に予定していた「編集編」はカットします。
「ゆっくりMovie Maker」を使用するための基礎のソフト「AviUtl」が、そもそも動画編集ソフトなので、自動的にこれを使うことになるのです。

オマケ

実は、iPadにも動画キャプチャー機能があります。(iOS11以降で搭載された)
これを使うと、ゲームアプリの実況動画も手軽に作ることができます。

肉声で実況するには前述のようにPCを介す必要があるかもしれませんが、それ以外なら作れそうです。

ただ……僕が入れているのはマイクラ(と、ポケ森)だけなので、だったらPS4で良いじゃん!ってなりますけども(笑)。

実況動画づくりのメモ1:録画編

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こんにちは。
実況動画を作るのが趣味になりつつあるKei Alexです。

これも今は自分が楽しいだけなので、再生数とか広告収入とかそこらへんは後回し。
さっそく話が逸れますが、実ははてなブログアフィリエイトは一切行っていなくて僕がいくらAmazonのリンクを貼ろうとも、みなさんがいくら商品ページを開こうとも、よしんば購入したとしても、僕には1円も入ってきません(笑)。
動画づくりも今のところそのつもりで予定しています。

そんな動画について、どうやるのが自分に都合がいいかなあと色々調べていました。
今回はその中間報告的なメモです。(将来の自分への中間報告笑)

PS4で撮影する場合

僕が主にゲームを遊んでいるのが、PS4です。
PS5は、1~2年して新型が出て値段が下がったタイミングで買おうと思います(笑)。

PS4には2種類の録画機能が搭載されています。
ひとつは現時点から15分間遡って記録できる機能。これは瞬間的な名珍場面を逃さないための保険みたいなものです。
もうひとつは、現時点から最大60分間撮影できる機能。一般的な録画機能です。
昔は短かったんですけど、アップデートで60分に延びました。

僕が主に使っているのは、後者の60分間の録画機能です。
遊んでいると60分なんてあっという間なんですけれど、実は何をするにも区切りが良くてちょうどいい長さなんですよね。
僕自身はこのタイミングで一旦休憩して、トイレ行ったりストレッチしたりしています。
ただし、時間を気にするあまり、小ぢんまりとまとまりすぎてしまうこともありました。

なお、録画したデータは膨大なサイズになるので、僕の500GBのPS4ではあっという間にストレージが埋まってしまいます。
ゲーム本編のデータ量もあるので、僕は外付けストレージを購入し、そちらに保存するようにしています。

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これを買う前は、こまめにUSBメモリを使ってPCに移していました。

正直なところ、録画とデータ移動を別々に行うのはとても面倒臭いです。
これが唯一の欠点でしょうか。

Nintendo Switchで撮影する場合

Nintendo Switchは、残念ながら録画機能らしいものがほとんど搭載されていません
唯一、PS4のような撮り逃し防止機能があるだけです。それもたったの30秒間!
「あっ!」と思った瞬間に脊髄反射で操作しなければ逃してしまいます。

Switchでまともに動画を撮影しようと思うなら、キャプチャーボードが不可欠になります。
あつ森やマイクラが面白いので買おうかと思ったのが、こちらの商品。

これだと、ノートPCでも使えるので良いなあと思ったんですけど……高いですよね(笑)。
PS4などでも使えるので、一つあればおよそ家庭用ゲーム機の録画が可能になる算段です。

繰り返しますが高いので気軽に買えず、かなり躊躇しています。世知辛いですね。

PS4なら本体だけで録画が可能なこと、(僕が遊ぶ範囲で)Switch限定のタイトルが少ないことなどから、何が何でも購入するものではないかなと思っています。

あると便利なんですけどね!間違いなく!!(笑)

もうひとつ、仮にキャプチャーボードでSwitchのゲームを録画する場合、TVモードに限られるという制限が生まれます。
買ってから知ったんですが、僕は携帯モードで遊ぶ方が圧倒的に多いです。
考えてみれば3DSPSPPSVitaは使い倒していましたが、PS3はほとんど遊んでおらず、PS4も一部の熱狂的にハマったタイトルしか遊んでいません。
SwitchもTVモードは試す程度にしか使っておらず、テーブルモードに至っては購入から2か月半、一度も使ったことがありません

そんな状態ですから、はたして動画撮影のためだけにTVモードでSwitchを遊ぶか?と疑問が湧きました。

というわけで、今のところ、Switchに関しては僕の負担が大きすぎて、動画づくりの優先順位は一番下になりました。

PCゲームを撮影する場合

そもそもPCの性能から、遊べるタイトルがほとんどなく、精々バニラのマイクラぐらいなんですけども(笑)。

ありがたいことに、PCの場合、余計なものを購入せず、無料でゲーム画面を録画する方法があります

一つは、GeForceというグラボメーカーが提供している「Shadow Play」という録画ソフトです。機能も充実しているようで、GeForceを積んでいるならまずこれを使えという声もあります。
同社のグラフィックボード専用で、もっと言えば同社のアカウントを作っていることが条件になっています。
僕はちょうどGeForceを搭載しているPCを使っているので、素直にこれを使えばよいということになります。

また一つは、Windows10に標準搭載されている「ゲームバー」です。
Windows10にはさも当然という顔でXbox関連の機能が入っていまして、このゲームバーも正式には「Xbox Game Ber」と言います。
起動はショートカットキーで行い、ショートカットキーなどの設定はPCの設定画面から行うという、ちょっと面倒臭い仕様になっています。
グラボメーカーとか気にせず使えるので、とりあえず試してみるには良いと思います。

PCの一番のメリットは、なんといっても、プレイ、録画、編集、配信のすべてを1台でこなせるところです。
僕は余程のことがなければ(TES6がPCでしか提供されないなど)ゲーミングPCを買うことはありませんが、これは便利で楽しいに決まっている、ということはわかります(笑)。

まとめ

今回は録画について考えてみました。

現時点での結論は次の通りです。

  • 動画作成はPS4のゲームタイトルに絞る
  • PS4の録画機能を使って撮影する
  • 外付けストレージやUSBメモリにデータを保存する

あつ森なんてめちゃめちゃ愉快で動画向きだと思うんですけど(笑)、それ以外は今のところPS4版も持っているので、これ1本のために2万5千円するキャプチャーボードを買う気にはなれなかったんですよね。(世知辛い)
今後、めちゃくちゃに面白いゲームがSwitchだけで出たら、またちょっと考えてみようと思います。

PCはどうかというと、現時点ではパスするとしても、もっと広い視野で総合的に検討します。
今回の記事からは大きく脱線してしまうので、また別の記事にしますけども、最終的に僕は家庭用ゲーム機からPCゲームに移りそうなんですよ(笑)。禁忌の領域に足を踏み入れる気分なのでかなり躊躇しています(笑)。

というわけで、しばらくはPS4で動画を作って遊んでいきます。

キャンドゥのアルコールマーカーを買ってみた

こんにちは。
最近新品の段ボール箱をいじりまくっているせいで手が切れてボロボロのKei Alexです。
軍手いるかなあ…。

さて今回は、好奇心に負けて買った100均マーカーのレビューです。
自前のコピックと比較しながら書いていきます。

100均マーカーとは

最近流行りの、100円ショップで販売しているコピックっぽいアルコールマーカーです。
ダイソー、キャンドゥ、セリアでは、2本セットで売られているようで、実質1本50円という破格の安さです。

今回僕が購入したのはキャンドゥの製品です。
ダイソーとセリアに関しては未購入のため、比較することができません。
機会があれば、改めて記事にします。

ぱっと見の違い

まずは外見の比較から。

f:id:kei-alex:20201014174000j:plain左がキャンドゥ、右がコピックです。
一見するとキャンドゥの方が短いのですが、これはコピックが両端にペン先がついているツインタイプなのに対して、キャンドゥは片側にしかペン先がついていないシングルタイプのためです。
ボディの長さはほぼ同じでした。
……中は開けていないので、インクを染み込ませた芯のサイズまではわかりませんけれど。

続いて、ペン先の比較です。

f:id:kei-alex:20201014195518j:plainこちらも、左がキャンドゥ、右がコピックです。

見たところ、形状に大きな違いはありません。
キャンドゥの方がちょっと曲がっているのは、試し書きをした後だからです。
コピックと比べると、型崩れしやすいことがわかります。

また、描いたときの感触は、キャンドゥの方が硬く、いわゆるマーカーの「キュッキュッ」とか「カシカシ」というような摩擦の抵抗が感じられます。
コピックはそういう感触が少なく、滑らかで柔らかい描き心地で、これに関してはハッキリと違いがわかります。

色の違い

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手持ちの中から、似た色を探してみました。

今回キャンドゥで買ったのは、ペールスキンピンクとブルーバイオレットの組み合わせです。
ピンク寄りのベージュと青影に使えそうな藤色かなと思って購入しました。
ある程度想定はしていましたが、どちらもイメージより濃かったです(笑)。

僕が持っている中では、サーモンピンク(RV42)とプルーン(BV02)が近い色かなあと思いました。

今回の記事では面倒臭いので、ピンクとむらさきと呼ぶことにします。

発色に関しては、コピックと同じぐらいしっかりしていて、とても綺麗です。

そんなことより、キャンドゥと書きたいのに何度もキャンディと書きそうになっている方が僕には問題でした。

実際に描いてみた

試しに絵を描いてみました。

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どちらも色が強いので、こんな感じにしてみました。
肌の影にピンク、髪にむらさき、そして服の襟に2色重ねて塗ってみました。
ホワイトは一切使っていません。

100均ということで期待値を低く見積もっていたためか、かなり良い印象でした。
もっと色が黒ずんでいたり、インクの濃度にムラがあったり、掠れたりするかと思っていたんですよ。(水性マーカーではよくある)
でも、そうしたことは一切なく、色はとても綺麗ですし、掠れたり塗りづらかったりということもありませんでした。
1本50円ながら、かなり高性能です。

インクの裏抜けについては、コピックもキャンドゥも同じぐらいでした。
これはアルコールマーカーの宿命ですね。

にじみというか染み込みというか、インクの広がりの度合いに関しても、コピックと同じぐらいでした。
塗った直後は何でもないんですが、程なくしてジワ〜っと広がっていきます。
上の画像で言うと、一番下の円のところや、女の子の襟のところです。

円の内側をピンクで塗り潰すとして、線ギリギリに塗った場合、これぐらいはみ出しました。(色が変わっているのは、線のインクと混ざったためです)
それを考慮して、1ミリ程度の余白を残して塗ったのが左側のものです。(均等な面積で塗れませんでしたが)

はみ出しが気になる人は、事前にテストすることをお勧めします。

黒ペンとの相性

次に、イラストに欠かせないだろう黒ペンとの相性について。

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今回僕が用意したのは上記のペンです。
どれも顔料系(耐水性)のインクが使われていて、上からマーカーや絵の具を重ねても滲みにくい性質です。
マーカーは左から、キャンドゥのピンク、むらさき、コピックのピンク、むらさきの順です。

ざっと見たところ、スクールGとシグノがちょっと怪しいかな?という感じですが、これはペンが乾ききっていなかったためと思われます。
顔料インクで完全に乾いてから塗れば、滲むようなことはなさそうです。

ちなみに、前の項で使っていたのは、スリッチーズというぺんてるのボールペンです。水性の染料インクなので滲みまくります(笑)。

乾いた上から塗り重ねた

湿った状態で素早く塗り広げていく分には、ムラなく綺麗に仕上がるのですが(これはこれで凄いですよ!?)、乾いた状態で新たに塗り重ねたらどうなるかをやってみました。

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画像のように、どちらも塗り重ねた周囲に輪郭線のような濃い線ができます
コピックの方はさほど目立たないものの、キャンドゥの方は線が太く、やや目立つ印象です。

どちらかと言えば、薄い色(明るい色)の上に濃い色(暗い色)を重ねる方が、目立たないようです。

もう一つ気になったのは、キャンドゥマーカーの方が滲んだような仕上がりになっていることです。
塗り重ねた部分のキワがボケてしまって、シャープに決めるのが難しいかもしれません。

コピックと併用可能か

これも思いついたのでやってみました。

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上がコピックの上にキャンドゥ、下がコピック同士です。
どちらも、むらさきを先に塗り、それが乾く前にピンクを重ねています。

写真で伝わるかわかりませんが、コピックにキャンドゥマーカーを重ねた方は、コピックの色が大きくにじんで(溶けて)モヤモヤと流れたようになっています
コピック同士の場合、ここまで溶け合うことはなく、ある程度先に塗った色の筆跡は保たれています。

実際に描いている最中では、インクが乗ったところからコピックの色が溶け出して、まるで水彩絵の具を扱っているような気分でした。(それでいて水彩ほど綺麗に混ざらない)

前の項で試したことといい、キャンドゥマーカーはインクを溶かしやすい性質なのかもしれません。(アルコール成分が強いのかな?)

色によっても変わってくる可能性がありますが、これはなかなか面白い結果になりました。

まとめ

以上、一通り試してみた結果……

価 格:◎
発 色:◎
色 数:〇
ブラシ:△
混 色:〇
将来性:△

……という感想です。

何度も書きますが、1本50円でこの性能なら、十分すぎるほどコスパのよい商品だと思います。ぶっちゃけバケモノアイテムです。
売れるのが分かります。

さすがにコピックと比べると劣る部分もありますが、なにしろ価格が5倍も違うので、これはしょうがないと思います。
※今回は触れませんでしたが、コピックはブラシを交換できたりインクを補充できたり自分でインクを混ぜ合わせられたりと、カスタマイズやメンテナンスに激烈に強いです。長く愛用する人は、コピックの方が良いかもしれません。
一方、キャンドゥを含め100均マーカーは、完全な使い捨て商品です。

これでバラ売りしてくれたら完璧でした。
お菓子コーナーみたいに、よりどり2個で100円だったらとても便利なんですけど、1個ずつパックしたり在庫のバランスを調整したりでコストがかかりそうですから、これもしょうがないのかなあ。

それと、心配な点として、100円ショップは商品の入れ替わりが激しいので、このアルコールマーカーもいつ取り扱い終了になるかわからない、というのがあります。
今後もしばらくは問題なく販売されていくと思いますが、3年後や5年後はちょっとわからないです。
色鉛筆なども知らぬ間にマイナーチェンジされて、以前売られていたものとは違う製品になっています。
そういう不安から、「将来性」を△にしました。

最後に、今回使った紙は、マルマンのクロッキーブックです。一番小さいポケットサイズにのみ存在する「画用紙タイプ」を使っています。 (これこそ取り扱い終了になったら困る製品です笑)

それではまた次回(・ω・)ノシ


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