こんにちは。
将来、間違っても机の引き出しが発着所になったり、囲いのない板の上に乗るようなタイムマシンは生まれないでほしいと願う、Kei Alexです。
ドラム式洗濯機スタイルも嫌だな…(『バブルへGO!』スタイル)
今週のお題「行ってみたい時代」
さて、そんな僕が、旅行気分で行きたい時代と地域は次の3つです。
1.15世紀以降のイタリア(フィレンツェ周辺)
2.17~18世紀の日本(江戸)
3.18~19世紀の英国(イングランド)
中世から近世に集中していますね(笑)。芸術と産業の見学旅行をしたい。
1.15世紀以降のイタリア(フィレンツェ周辺)
まずは、ルネッサンスな長靴半島(統一前)。
本命はミケランジェロだけど、絵画から建築から全部巡りたい欲張りな俺です。
美術見学は、イコール教会巡りのような気もしますが(笑)。
今でも作品を見られますが、当時の鮮やかさで見たい、という贅沢(笑)。
ミケランジェロといえば、僕にとってはピエタが真っ先に浮かびます。
これを初めて教科書で見たときは、キャプションに大理石と書かれていても俄かに信じられませんでした。(教科書を疑うw)
石材の中でも大理石は柔らかい方……といっても、石は石です。
硬い物を使って、柔らかい布や肉をこれだけ美しく表現したピエタは、僕の小さな肝っ玉を撃ち抜いてお釣りがくるほどの衝撃でした。
別の機会に見たダビデ像(の写真)といい、ミケランジェロの彫刻はとんでもないものばかりです。
これ以上は長くなるので、別の機会に回します(笑)。
いつかイタリアに行ってやるからな!
2.17~18世紀の日本(江戸)
元禄文化をこの目で見たい!
特に浮世絵。
買えるなら買いたいぐらいだ(笑)。
*「訪れた時代の、いかなる物も持ち帰ってはならない」という規則ができないことを祈る。
ということで、文明の利器を使ってちょっと調べてみた。
浮世絵の流通が安定した江戸後期、一般的な多色摺版画サイズの大判錦絵(縦39cm×横26.5cm)は20文(約400円)程度で売られていたという。細判(縦33cm×横15cm)の役者絵は8文(約160円)、人気が下がると3~6文(約60~120円)の安値で売られていた。
やっす!(驚)
ちなみに同コラムによれば「かけ蕎麦一杯が約320円」とのこと。
コンビニで弁当買うぐらいの感覚で大判を1枚買えるんですね。役者絵ならブロマイド(って今もあるの?)やポストカード感覚です。
これは手軽だ。
当時の絵師も、まさか数百年残されるとか、数百倍に値が跳ね上がるなんて思ってなかったでしょうね。
そういえば、西洋に浮世絵が渡ったきっかけは、確か工芸品の包み紙に使われていたからじゃなかったっけ。
今でいえば、古新聞古雑誌の使い方だよね(笑)。
実は日本が鎖国していた江戸時代、すでに浮世絵は海外にわたっていたという。当時、唯一外交関係にあったオランダを介して、海外に輸出されていた漆器や陶磁器などの“包み紙”に古い浮世絵が使われていたからである。
これこれ。同じコラムに載ってたわw
3.18~19世紀の英国(イングランド)
日本で元禄文化から化政文化へ移り変わっていたころ、大ブリテン島では産業革命が起こっていました。
スチームパンクの舞台です。浪漫です。
実際にはロンドンスモッグに代表される公害が発生したり、良いことばかりではありませんが、ここは旅行ということで、蒸気機関車を横目に観光気分で巡りたいです。
現代まで通じる様々な機械製品が誕生した時期ということでは、とても興味深いです。
何を作るにも初めてづくしで、「発明品」と呼ばれているのもワクワクします。
ちなみに、僕が好きなのはタイプライター。
文字を書けない人のために考案されたというのも面白い。
当時、日本人の識字率は諸外国よりずっと高かったので、日本にはこういう発想がなかったのかもしれません。
江戸時代後期のわが国においては、江戸の就学率は70%~86%程度だったとされていますので、少なくとも識字率はそれ以上だったと考えられます。
江戸時代の識字率は世界でも断トツに高かった!?
(江戸時代がわかるお役立ちサイト江戸時代Campus)
同じ時代のイギリスでは、大都市でも就学率は25%以下であり、識字率は極めて低かったとされます。
江戸時代の識字率は世界でも断トツに高かった!?
(江戸時代がわかるお役立ちサイト江戸時代Campus)
優雅な英国式庭園と無骨な鉄の機械が霧の中に交錯するイングランド、という勝手なイメージがあり、妄想は尽きません(笑)。
まとめという名の台無しアワー
どこへ行っても、辻斬りに遭ったり病気になる確率は今より高いだろうから、現代の日本人が、のんびり観光なんてしてられないと思うんだよね。
──長い記事を読んでいただいてありがとうございました。ではまた。