こんにちは。
ちょいちょい読み直すので、中々本を処分できないKei Alexです。
僕のお気に入り
基礎から身につくはじめてのデッサン―形のとり方から質感まで鉛筆デッサンの基本がわかる
- 作者: 梁取文吾
- 出版社/メーカー: 西東社
- 発売日: 2012/01/01
- メディア: 単行本
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「基礎から身につく~」は、全体に大切なことが書かれていますが、とりあえず最初のページからレモンまで読んでおいたらいいんじゃないかと思います。
そこがわからないと、その先も多分わかんないから。
僕に必要なのは、観察するポイントと、描くためのポイントを知ることだったので、この本はドンピシャでした。
一方「静物デッサン:どうすれば~」は、初心者と上級者を比較することで、初心者が陥りやすいところや、足りないものを把握しやすくなっています。
解説もとても親切で、わかりやすいです。
とりあえず僕に足りなかったのは「アタリを丁寧に取ること」と「細部を御座なりにしないこと」という、とどのつまり「面倒がらずにちゃんとやれ」っていう身も蓋もない話でした(笑)。
デッサンの何が良いって、写真や実物から形を把握して、絵を起こせること。
誰かが素材を作ってくれるのを待ったり、適した素材が見つからなくて苦しむ必要がないので便利です。
※素材を使うのが悪いとは言わないよ。
色んな本を読みました
それぞれ基礎デッサンに載っていない興味深いことが書かれていたりして、面白いです。(ハムは正確にはデッサンではありませんが)
とはいっても、やってることは見て描くなので、見たまま描ければ生き物も建物も静物も人物も同じはずなんだけどね。
僕がデッサンを勉強したワケ
何故僕がデッサンを勉強したかというと、誰かが描いた作例っていうのは、その人の中で一度情報を処理されているので、誇張や省略を含んでいて、実際と異なる場合があるんじゃないかと疑問を抱いたからです。
何を誇張省略しているかわからないまま、僕がまた捏ね繰り回したところで、実際のものからかけ離れる一方じゃないかと。
それに、もしかしたら省略されている部分に僕の描きたいものがあるかもしれない、と思ってしまった。
この気持ち悪さ、わかるかなぁ(笑)。
デッサンなんて時間かかるし面倒臭いから、できればやらずに済ませたかったんだけど、どんなに避けても壁となって現れるので、仕方なく腹を括って勉強しました(笑)。
実習は高校の授業でやっていたんですが、説明をほとんど覚えていなかったので、最初に挙げた本から手を付けて、色々読みました。
けれど、僕はイラストを描きたいのであって、美大に入りたいわけじゃないので、その時点で必要な分しかやっていません。