こんにちは。
アウトプットの作業が一切捗らず、諦めてゴロゴロしていたKei Alexです。
ピントが合わないみたいに、どう描いても気に入らない感じ。
ちょっと熱心になり過ぎたみたいだ、と思ったんだけど、飽きただけかもしれない。(だったら一大事w)
色々読み返す
漫画だったり、水彩の講座系だったり、いろいろ。
読書に没頭しているつもりだったけども、頭の片隅には常に自作漫画があったので、いつの間にか「これ良いな」とか考えていた。
その流れで、今ならもしかしたらと思って開いたのが、水彩関連の本。
諦めきれない気持ちが、また沸々と湧いてきたもんで。
作業の手を止めたことで、頭の中を整理する良い機会になったようだよ。
今一度、水彩と向き合う
だって、どうしても使えるようになりたいんだ!
講座系を見ると、混色のしかたや定番の表現方法が、一冊の中で紹介されている。
一つ一つは丁寧に説明されているけれど、読む速度と実践する速度が合っていないので、次から次へいっぺんに教わるような気分になる。
おかげで、情報が多すぎて混乱するし、説明通りにやっても簡単にできないしで、自分がとんでもない「出来ない子」に思え、落ち込んで挫折してきた。
そこでちょっと、学校なんかの授業を振り返ってみた。
1時間足らずの授業1回につき、1つの単元しかやらなかった。
問題を解く時間が必要な科目は、1単元を数回に分けることもあり、どの授業もページ数にして2~3ページといったところだった。
つまり、僕が小一時間ほどで読み終えていた書籍1冊分は、学校の授業に換算すると10回分以上のボリュームだったんじゃないか、と思った。
本文では簡単に「絵の具に慣れましょう」と言っているけれど、それは1~2回かけて、ゆっくり進めることだったのかもしれない。
一気に紹介される技法の数々も、本当は1つ1つ、1~2回に分けて取り組むものだったのかもしれない。
文字通り一つ一つ進める
独学のメリットの一つが、自分のペースでできること。誰に文句を言われることもなく、完全に自分で制御できる。
授業では1回で済ませることも、5回、10回かけて取り組むことができる。
理解が追い付かないまま自動的に先へ進むことがないから、落ちこぼれることもない。
例えば、重色(ウェットオンドライ)に慣れるまで、画面混色(ウェットインウェット)や、パレット混色の練習を待つこともできる。待つって選択肢はすごく良い。
幸い、特別に難しいテクニックはないから、興味のあることから始められるのも良い。
こういう選択ができるのも独学のメリットの一つ。
そして、たぶん僕は、これぐらいのペースでないと難しいのだと思う。
混色実験レポート=色見本
講座に色見本を作ろうと書かれていたんだけども、今一つピンとこなくて、単色分を作ったきり放り投げていた。
ずっと理由がわからなかったんだけど、僕はどうやら、全色を機械的に掛け合わせるものよりも、目的別にまとまっているものが欲しかったようだ。
例えば、色んな「肌色」や「影色」。あるいは色んな「緑っぽい色」といった感じ。
こういうものなら、僕は欲しいと思うし、便利だと思うし、のちのちまで使えると思う。
もう少し詳しく書くと、例えば混色で「緑」を作りたいとして、同じ色グループ内で掛け合わせるだけでなく、黄と青のグループも掛け合わせても「緑」が作れる。
緑×緑、緑×黄、緑×青、黄×青、と、単純にこれだけの組み合わせで作れる計算になり、たぶん全部微妙に違う「緑」だ。
こうやって、青に近いものから黄に近いものまで、幅広い「緑」が、1か所にまとまっていたら便利だろうなってこと。
それに、こういう実験レポートみたいなタイプの方が、予測と結果にワクワクして、作業中もきっと楽しい(笑)。
絵に使う
言うまでもなく、僕の目的は絵を描くことで、色見本を作ることじゃない。
表現に使うために、色を知りたくて、実験を繰り返した結果、副産物的に資料集ができたっていう流れの方が、しっくりくる。
まずはウェットオンドライで描いてみるよ。「待て」も覚えないといけないし!