こんにちは。
雨にも負け、風にも負け、雪にも夏の暑さにも負ける丈夫な体を持たない、Kei Alexです。
暑すぎて頭が痛いのか、水分が足りなくて頭が痛いのか、寝不足で頭が痛いのかわかりませんが、頭が痛いのは間違いありません。
今回は辞書の話。長くてゴメンね~。
僕は辞書は何冊あっても困らない辞書大好きマンです。
英英辞典とは
英語のことばを英語で説明した本です。
英和ではなく、国語辞典のようなものだと思ってください。
英語で説明しているので、当然、英語が読めないと調べたいことばの意味を理解できません。
こんな人に向いている
英語を日常的に使っている人、使おうとしている人、使いたい人。つまり「和訳をしない人」。
または、英和&和英では類語の使い分けなど、細かな部分を調べ切れない場合。
反対に、和訳をする人は、英和辞書の方が勝手が良いと 思います。
しょせん上級者向けでしょw
実は、初中級者から使えるブランドと製品ラインがあります。それが学習英英辞典と呼ばれるものです。
これは英語に不慣れな外国人が使うことを前提としているので、説明文は2000~3000語の語数制限がかかっています。
日本で言うなれば、学生向けのような扱いやすさです。
表紙に必ず"Learners"や"Advanced"と明記されているので、見分けられると思います。また、日本語のタイトルや帯がかかっているものは、全て学習者向けです。
大きな書店では、同じ出版社が目的別に出している辞書と一緒に置いていることがあるので、不安な場合は、日本語の書かれた方をお求めになることをお勧めします。
辞書の中身は同じですが、日本の出版社を通して いる方が、カラフルだったり図解が多かったり、専用コンテンツ(DVDなど)が付属していたり、少し使いやすく作られていることがあります。
日本人の手が入っている分だけ少し高いです。
レベル別お勧め英英辞典
僕のお勧めは次の通り。…といっても、既にネットで紹介されているお勧め情報と大差ないです(笑)。
収録語数などが曖昧になっているのは、版によって微妙に異なるためです。目安としてお考えください。
また、収録語数の数え方もブランドによって異なります。
それと最初に書いておくけど、Kindle版の方が安いからね!(笑)
初心者~初級
コリンズ コウビルド英英辞典
Collins COBUILD Advanced Learner's Dictionary
Collins Cobuild Advanced Learner's Dictionary
- 作者: Collins Cobuild
- 出版社/メーカー: HarperCollins UK
- 発売日: 2014/10/23
- メディア: ペーパーバック
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文法も単語も勉強を始めたばかりで、まだまだ不慣れ。
教科書のように書かれていたらわかるけど、ちょっとでも書き方が変わるとわからなくなる。
読書はまだ難しいけれど、少しでも英文に慣れたい。
……という人に、超お勧め。
説明が「フルセンテンス」という主語を含んだ基本文法にこだわっていて、まさに教科書通りの文体なので、読みやすい。
それでいて、問題集や教科書とは比較にならない量の英文に触れられます。
収録語数は見出し語が、11万語超。初級者には十分です(笑)。
例文や語句で10万文超。ことばの使い方がわかり、作文や読書に役立つと思います。
初級~中級
ロ ングマン現代英英辞典
Longman Dictionary of Contemporary English
Longman Dictionary of Contemporary English (6E) Paperback & Online (LDOCE)
- 作者: Pearson Education
- 出版社/メーカー: Pearson Japan
- 発売日: 2014/04/10
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログ (2件) を見る
オンラインサービスを利用できるアクセスコードが付いているタイプと、付いていないタイプがあり、700円ぐらい違います。(上記はコードが付いていない方)
ひとつ前の版まではDVDが付属していたのが、今回からオンラインサービスに変更されたそうです。
説明がフルセンテンスではないので、始めたばかりの初心者には読みにくいかもしれません。
かくいう僕もこれが理由で、最初の1冊にはコウビルドを採用したぐらいです。
実際には2000語しか使われていないので、3大ブランドの中では最も易しくシンプルです。
コウビルドの回りくどい説明文に比べて、言葉の意味をスパッと把握しやすいので、辞書本来の使い方ができます。
説明の表現は日本語で言うと「○○のこと」といった雰囲気 です。
収録語数は見出し語、語句を合わせて23万語。
オクスフォード現代英英辞典
Oxford Advanced Learner's Dictionary
真面目な優等生タイプのオクスフォード辞書。
こちらはDVDが付いていて、僕が見た限りDVDなしバージョンはありませんでした。
また、ロングマン同様フルセンテンスではないので、中級者などは、かえって引きやすいのではないでしょうか。
説明文の語彙について、上に挙げた2ブランドより多い3000語で書かれているので、お堅く難しく感じることがあるかもしれません。
辞書っぽい辞書を使いたい人に。
収録語数は見出し語や語句などを合わせて18万5千語。
上級者向け
Collins English Dictionary
一般向けの辞書です。紛うことなき国語大辞典。
こちらは72万語超を収録した広辞苑のような据え置きタイプ。
小さい奴で20万語収録しています。
学習英英との違いは、説明文の難しさや記号などの見難さ、用例の少なさです。
まずフルセンテンスはあり得ません(笑)。
大人も使う辞書なので、意味さえ分かればいいんですよね。
広辞苑が子供に読みにくいように、一般向けの辞書は「只今学習中」の外国人に読みにくいです。
それでも、学習英英と併用すれば理解を深められますし、より詳しく「ことばの意味」を知りたいときには必要だと思います。
アプリ? Kindle? オンライン?
僕個人は紙辞書が好きなので家ではもっぱら紙辞書を使いますが、持ち運ぶのが面倒なのは確かなので、出先ではオンライン辞書を利用しています。
アプリは、無料版はお試し版なので、ちゃんと使おうと思ったら有料版になります。
無料版は驚くほど使いづらく作ってあります。もちろん、わざとです。
余分な費用をかけずに使いたいということでしたら、オンライン版をお勧めします。
紙辞書と同じ製品を使いたい場合はKindleかな。