こんにちは。
明るい髪の、中間の明度をどうやって表現しようか悩ましいKei Alexです。
暗いところは塗り潰せばいいし、明るいところは白で飛ばせばいいんだけど、中間が難しい。
毛の筋を細かく入れていくのが良いのか、記号的に陰影を入れていくのが良いのか。
デフォルメの好みが、まだわからない。
今月は総括だけで終わりそうな予感がしますwww
というわけで、前回に続いて、今週のお題「今年買ってよかったもの」です。
toshiさんの本
キャラに生命を吹き込むイラスト上達テクニック2 表現力アップ編
- 作者: toshi
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2013/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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キャラに生命を吹き込むイラスト上達テクニック3 妄想力アップ編
- 作者: toshi
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2014/03/18
- メディア: 単行本
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このシリーズを含めて、ハウツー本を多数出版されているアニメーターさんです。
もともとPixivにTipsを公開していて、それが書籍化された格好です。
僕は「アニメーター」と「建築士(建築設計士)」の2つの肩書には、圧倒的な信頼を寄せています(笑)。
これらの仕事をしている人の講座は、理論的(筋道が通っている)で、わかりやすく(表現が易しい)、無駄のない解説が多い印象があります。
toshiさんもその一人で、的確でわかりやすいです。
基本的に女の子キャラで説明しているんですが、これがまた可愛いです。(大事)
対象:
- キャラクターはある程度描けるけど、どうもポーズがぎこちない。
- 躍動感とか迫力とか、現実味のある動きをさせたい。
- 重力や浮遊感など物理法則が関わる表現がわからない。
- キャラクターが空っぽに見えて、人間らしさが出ない。
- 可愛い女の子をちょっとエッチに描きたい!
つまり僕です。←
ついでに、MdN(本シリーズの出版社)と、視覚デザイン研究所は、ハズレ無しだと思います。
表現力アップ編
キャラに生命を吹き込むイラスト上達テクニック2 表現力アップ編
- 作者: toshi
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2013/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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シリーズ第2弾。前著を踏まえて、より実践的な表現づくりの指南です。
だいたい、初級者卒業レベルかなあ。
写真や動画から上手いこと掴めない人や、アニメは速すぎてよくわからん、という人は、イラストと解説があると大分助かるんじゃないかなあ。
僕は可愛い女の子の可愛さをどうアピールしたらみんな喜んでくれるかなってところで、買いました。
またtoshiさんが柔らかそうに描くんだもの(笑)。
後半には男子の動きもあるので、男子くれー!って人にもちょっといいかも。
そうはいっても、気持ち程度なので、男子がメインの人や、両方バランスよく学びたい人は、他の本を使った方が良いと思います。
アニメ表現なので、光りと動きの扱いが整理されていてとてもわかりやすいんですよ。って書くの忘れてましたw
toshiさんは陰影のことなんて大して触れていませんし、サラッと置いてますけど、これが的確に入っているだけで立体感が出るから、位置と形を把握するだけでもだいぶ違ってくると思います。
妄想力アップ編
キャラに生命を吹き込むイラスト上達テクニック3 妄想力アップ編
- 作者: toshi
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2014/03/18
- メディア: 単行本
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創作の入り口は妄想です。
アニメにありそうな「あのポーズ」とか、ゲームにありそうな「あのシチュエーション」とか、そういうのが盛りだくさんです。
漫画やアニメなどを見ただけでは、よくわからないという人に良いと思います。
僕は先の『表現力アップ編』と同様に、可愛い女の子の可愛さを学ぶために買いました。
「少女×○○」が大体入っていると思います。(詳しくはリンクから目次画像を見てみてください)
絡みは女子同士。立体的な重なりの見え方や、それぞれの重心がどこにあるかも図解されていて、理解の助けになります。
※こちらには、男子の解説はありません。
実はもう1冊持っている。
こちらは、去年。発売されてすぐに買いました。
その頃はブログの更新も止まり、開店休業中だったんですが、絵に対して興味が失せたわけではなかったんですよね。
ブログを始めた頃に描いたものが、ぎこちなさすぎて困っていて、躍動感や存在感を出すために、これで勉強しました。
もちろん、toshiさんの女の子が可愛かったからです。( ̄‥ ̄)-3
それで、結果が出始めたのが去年3月の、この辺です。
本書では、冒頭で「人物は背中の流れから描く」と説いていて、これが、やってみても中々慣れなかったんですが、それでもやっているうちに、少しずつできるようになってくるものなんですね。
人間、やればできるようになるってことです(笑)。
まとめ
というわけで、キャラクターが生きているかのように描きたい/見せたいなら、一度、読んでみると良いと思います。
難しすぎてわからん! 説明が足りん!! という人は、これを買う前に他の本で勉強し、その間はPixivの講座を利用すると経済的だと思います。
それと、僕自身の自戒のためにも、1回2回読んで試しただけじゃ身につかないと思うので、何回でも読み直して、振り返って理解を深めていくのが大事だと、ここに書いておきます。