こんにちは。
鉛筆画の撮影がとてつもなく下手くそなKei Alexです。
ステッドラー マルス ルモグラフ アクェレル
その名の通り、水に溶ける「鉛筆」です。
全芯タイプのものしか使ったことがないので、買ってみました。
全然調べていなかったので、ステッドラーしか出していないのかと思ったら、ファーバーカステルなどからも、木軸の水彩グラファイト鉛筆が出ているんですね。
Aquarelをアクェレルと読めばいいのかアクァレルと読めばいいのか判断に迷ったのはナイショです。(公式ページ確認したらアクェレルでした)
筆付きセット
至れり尽くせりかよ、というセットです(笑)。
それより、気になったのは6Bと8Bは2本ずつ入っているのに、4Bが1本しか入っていないことでした。
消去法で一番消費の少なそうな4Bが選ばれたのでしょうか(笑)。
墨のような黒々した8Bも大事だけど、薄いグレーを容易に出せる4Bも捨てがたいわけでして(笑)。
…なんて、バラ売りしていますから補充しましょう。
軸の色は、普通のルモグラフより濃い青色です。
試し描き(カウントアップ 108 / 200)
どうしても現物に近い黒の度合いを出せなくて、フォトショップで加工しました。
黒さを出した分だけ、白さが低下したのは仕方ないです。これ以上は、僕の力では無理でした。
普通の鉛筆のように描いたあとで、水筆を使って溶かしています。
セットに付属している筆はもったいなくて使えませんでした(笑)。
何も考えずに描くとボブカットになる癖は反省します。(一番描きやすいもんで、つい…)
ちなみに、これぐらいだと普通に顔認証してくれます。(わざと眉と目を歪めて微妙な顔つきにしたのですが)
アレ本当、何で判断しているんですかね?
色だと思っていたんですが、目鼻の大きさと位置関係もあるんですかね。
使い方色々
溶けない普通の鉛筆と組み合わせてシャープとソフトのギャップで遊んでも良いし、部分的に溶かしたり、徐々に溶けていくようにしても面白いと思いました。
溶いたところに、後からさらに鉛筆を入れることも可能です。
パンフレットには、笠井一男さんと住田洋子さんの素敵な作品が使用例として掲載されています。
しかも笠井さんの作品は動画解説のQRコード付きです。至れり尽くせり…!
消しゴムで消せると言うけれど
消えなくはないけれど、言うほどしっかり消えない…よ……?
というのが今回の感想です。
紙の問題や、筆で擦った加減なんかも関係するかもしれません。
紙の繊維の中に入り込んじゃって、染まってしまって、消しゴムの仕事の範疇を超えてしまったかな、と思いました。
これは要研究ですね。