こんにちは。
寒くなってきたからか、無性に焼き芋や肉まんが食べたいKei Alexです。
ヤマザキの肉まんとピザまんが一緒に入ったパックが好きです。
忘れっぽいので書いておくメモです。
線画に使いたいペンがプリセットに無い
プロクリエイトって、大雑把に言うと「アナログライクな使い方ができるデジタルペイントアプリ」で、オーストラリアの会社が作っています。
油彩やアクリルといった絵の具の表現だったり、鉛筆による素描だったり、インク(≒ペン)もテクスチャがついたラフなタッチのものがあったりと、ソレっぽいブラシが大量に用意されています。
また、ブラシの設定がとても細かく調節でき、同じブラシでもまったく別の印象になるほどです。
「焦げたエッジ」なんて項目、初めて見ました(笑)。
僕は線画に使う「入り抜きできるGペンみたいなブラシ」が欲しかったんですが、プリセットの中には見つけられませんでした。
こいつ…動くぞ!
ならばと、既存のブラシをカスタムして好みに近づけてみることにしました。
一番近いのは「インキング」カテゴリーにある「製図ペン」です。
ところが、これはもうこのままで完成していると言ってよい状態で、下手に触ると他の設定との兼ね合いから、かえってメチャクチャになって途方に暮れるとわかりました。
少なくとも僕は、あるものはそのままの姿で使った方が良いようです(笑)。
設定類の中でも特に困ったのが「入り抜き」と「後補正の度合い」の関係性です。
どうもプロクリエイトは、多くの設定が「後補正」として一拍おいて反映されるしくみになっているようなのです。
入り抜きも、「入り」はまだしも「抜き」のほうに後補正がガッツリ入るため、ストロークがうにょうにょと蠢きながら描画されます。(アニメーションをオンにした場合)
これが何とも気持ち悪い(笑)。
水の上に浮かせたインクが自然に揺れるような、そういう感じがあるのです。
自分が使っているのはデジタルツールであるという感覚と、マーカーで描いたものが蠢くなんてあり得ないという感覚が、錯覚を起こして気持ち悪く感じたのだと思います。
もう少し正直に言うと、ミミズが蠢くような感じです。
「だああっ!! ウロチョロすんな!」と無茶なことを言いそうになりました。
入り抜きを切ってしまえば補正がおこなわれないので、動くことはありません。
ですが入り抜きが大好きな僕にとって、それは究極の選択になります。
困ったー。
新規ブラシの作成と調整方法
そういうわけで、新しくブラシを作ってみることにしました。
今回は、ざっくり次の要領でやりました。
これで好きな形状のブラシソースを使用できます。
※手順3で写真やファイルを選択すれば、外部データでブラシを作ることができます。
公式が用意してくれたソースは多種多様で面白いものが沢山あるので、これだけで十分作れます。
設定できる項目は大量で目が回るほどですが、とりあえず「入り抜き」と「Apple Pencil」だけ押さえておけば大丈夫だと思います。
僕の設定は下のとおりです。
この2項目に関しては、サイズと透明度を最大まで振り切っている以外、すべて左側に寄せています。
ですが今回に限っては、「シェイプ」に使用するソースのサイズが大きく、そのままでは細い線を描くのが大変なので、「プロパティ」でブラシサイズの倍率を下げています。
ブラシの最大サイズと最小サイズは、実際に描くときに使うブラシサイズのスライダーに影響します。
他のカテゴリーにもサイズに関する設定項目があり、全部計算された結果がキャンバス上に反映されます。
……凝り出すと止まらない奴ですね(笑)。
なお、僕の筆圧曲線(アプリ全体の設定画面にある)はこんな感じです。
クリスタがこれでちょうど良いから同じようにしたのだけど、プロクリエイトはまた感触が違うので、様子を見ながら調節したいと思います。
おまけ(カウントアップ 130-131 / 200)
カラーリングのせいで名探偵みがある(笑)。
主線を前述のペンで描いています。
使ってみて思ったのは、ガリガリ描くのではなく、魔法の杖を軽く振るように、弱い力でフワッと動かしてやるとストロークの動きと感覚を合わせやすいようです。ビビディ・バビディ・ブゥ☆
「水彩」カテゴリのブラシを中心に使ったらボッケボケになったので慌ててウェットアクリルでガシガシ。
ブラシで一筆一筆塗りたくる感触は、プロクリエイトの真骨頂です。
バケツで塗るための範囲指定は、ちょっとコツがいるようです。
フリーハンドではパスを閉じるのが難しい。
動きとしては多角形パス的な感じだったので、連続するストロークで囲うよりも細かくクリックを繰り返して頂点を設置する方が得意な子なのかもしれない。
塗り用のオーソドックスなブラシと、ウェット効果を出せるブラシを追加しながら描いたのが左下。
ちょうど、線画用に作ったブラシが、細いマーカーのように見えてスケッチっぽくなりました。
アナログの風合いと一枚絵には、本当に強い子です(笑)。