こんにちは。
相性のいいアプリが見つかれば、それ一筋になってしまうKei Alexです。
今回はまた違うお絵描きアプリの話です。
Adobe Fresco
あのAdobeが提供しているペイントアプリです。
無料版があるのでぜひ実際に触ってみて欲しいのですが、ペイントアプリの中ではかなり性能が高いです。
特に「ライブブラシ」というカテゴリーにあるブラシたちがヤバいです。
詳しくはご自身で体験するか、上記ページのムービーを見ていただくとして、ブラシで描いた部分が、アナログのように滲んだり混ぜ込めたりするんですよ。
このようなこともあって、あくまで手書き(フリーハンド)にこだわった作りになっています。
ライブブラシがやばい
まずはこちらをご覧ください。
これは、水彩カテゴリーのブラシ効果です。一番濃い部分を最初に描き、上からウォッシュブラシを重ねたものです。
重なった箇所から、ウォッシュブラシの線へ向かってじわ〜っと滲んで広がっていきます。
全部でなく一定距離というのがミソです。
途中にある水滴みたいな部分は、ハネブラシを使ったものです。
このようにピッピっと飛ばしたところが描画箇所に接すると、そこから滲み出していきます。下にあるのは、汎用的な水彩ブラシです。筆圧やスピードなどで濃度が変わります。
以下は油彩ブラシです。
カテゴリー内のいろんなブラシを試してみたところ、ブラシ形状や硬さなどの初期設定が異なるだけで、混ざりかたは同じでした。
それぞれの色に黄色を混ぜてみました。
1タップするたびにブラシの色が新しく置かれ、ドラッグすると混ざっていきます。
ペンを離してしまうと、アナログでいうところの一旦筆を洗い、パレットから単色を掬い取ってキャンバスに乗せるという作用になります。
現実のように汚れた筆を使い続けることや、継ぎ足すことなく混ぜ続けることはできないようです。(これができたら最高ですね笑)
ブラシが豊富
僕らが普段ブラシと呼んでいるものは「ピクセルブラシ」という名前になっています。
上の画面がその一覧。
カテゴリーの右にある数字が、登録されている数です。
青いマークはサブスクを契約すると解放されるものです。
参考までに、「コミック」にはハーフトーンなど漫画で使える効果やテクスチャが、「特殊効果」にはノイズや木の葉といったものが用意されています。
例として、「Jクリエイター」に含まれるブラシが次の通りです。
そうです、「Jクリエイター」の「J」は「ジャパン」のJ。たぶん日本のお絵描きマンが好きそうなブラシという意味です(笑)。
面白いのが、バリエーションの数。
筆ペンだけで4種類ありました。
日本画系のブラシもちょっと入っています。
このカテゴリーは眺めるだけでも面白いです。
ブラシは一つ一つお気に入り登録ができ、一箇所にまとめることができます。
また、カテゴリー一括でもブラシ単位でも、表示と非表示を切り替えられるので、入れるだけ入れておいて使わないものは非表示にすることもできます。
並べ替えはできなさそうです。
ちなみに、ブラシの種類や筆圧の反映度などから使いやすさを考えると、プロクリエイトよりも楽でした。
相性の良いものが多いのです。
これは、ちょっと、かなりポイントが高いです(笑)。
有料版にはフォトショ付き
Adobeお得意の抱き合わせ商法です(笑)。
FrescoとPhotoshopの2個セットで1,080円/月です。
すでにPC版のフォトショを契約している場合、iPad版のフォトショが無料で使えるんですけど、この順番で行ってフレスコも有料版を使えるかは不明です。
プランが被っているんで使えて欲しいですけどね。
こうした事情からフォトショユーザーなら使いたい放題なんですが、そうでなければ、まだ若いアプリということも含めて、そこまでお勧めではないかな。
これこそ今後のアプデに期待です。
そして僕は⋯
こうしてみると、改めてメディバンペイントの使いやすさを痛感します(笑)。
今回、画像の加工はアイビスペイントで行いましたが、こちらはこちらでなかなかクセが強い印象でした。無料アプリの限界ですね。
ですが、有料版ならクリスタを、そしてクリスタならPCで使う方が断然使いやすいと感じるので、このままでは詰んでしまいます。
そのため僕は、あることを考え始めました。
それはまた次回ということで。
オマケ(カウントアップ 132 / 200)
Adobe Frescoのライブブラシ(水彩)中心で描いたもの。