こんにちは。
ここ1週間ほど頭と神経を使いすぎて寝付きが悪くなっているKei Alexです。
なんだか冴えてしまって。
メディバンペイントで広告表示が始まってから、無料有料問わずアプリの使い心地を検証したり料金を比較したりしていました。
さらには、iPad用のアプリではなくPCで制作する方法に戻ることも想定して、iPadを液タブ化する方法なども調べていました。
今回は、それら細かい検討の末、当面の対応が決まったお話です。
CLIP STUDIO for iPadを使う
およそ次の理由から、iPad版のクリスタでしのぐことにしました。
- iPad用アプリでクリスタほど用途に合ったものが見つからなかった
- ファイルサイズ軽減のアップデートが来た
- 現在の用途ならProで十分である
- クリスタを使っている間にPC環境全般の見直しを検討する
クリスタはPC版のEXを持っているので、わざわざiPad版を契約する必要はないと思って抵抗がありました。
また、先日メディバンペイントで描いた立ち絵ですら、レイヤー50枚で頻繁に固まってしまったので、さらに機能を搭載しているクリスタなら、より固まりやすくなるのではないか?と、心配もありました。
なお、この作品データは最終的にレイヤー数がピッタリ100枚になりました。(A4サイズ350dpiで、余白部分をトリミング。)
ですが、探してみた限り他に適したアプリを見つけることができませんでした。
まあ百聞は一見にしかずで、3ヵ月は無料なんだから入れてみれば良いじゃないと(笑)。
ちょうど、最新バージョンでクリスタ形式のデータファイルを軽量化できるようになったそうで、案外軽く済むかもしれませんし。
そう思って、iPadで使ってみることにしました。
ファイルサイズが軽量化されます
CLIP STUDIO FORMAT(拡張子:clip)で保存するときのファイルサイズが、従来のバージョンに比べて軽量化されます。
料金プランと僕のケース
さて、導入するとなると料金の問題が発生します。
iPad版の場合、最初にアプリを開いたタイミングで支払い方法の設定を求められます。(AppStoreのルールだと思われます)
実際に決済が行われるのは、無料期間終了時です。
細かいルールまではわかりませんが、Appleさんのことですから代金を取りっぱぐれたり、ユーザーがズルい使い方をしないようにだったり、色々制約を設けていると思います(笑)。
EXは割安な1年契約で一月あたり650円ですが、支払いは一括のため7,800円かかってしまいます。
Proなら1年契約で月々234円程度(※)、支払額も2,800円に抑えられます。
※公式は一の位で切り上げ、240円程度としています。
EXとProの違いは、複数のページを一括管理できるか、アニメーションを制作できるか、外部データを簡単に加工できるか……など、主に印刷会社への入稿やプロ漫画家向けのサポート機能の有無です。
詳細は以下のページで公開されています。
現在、僕の用途には関わってきませんので、こうした機能が使えないProの方で良い、ということになります。
日々の生活に照らし合わせれば、冬場のお供、肉まんとホットゆずをセブンで買うぐらいの金額で、月に1回ならまあいいかなというのが僕の感想です。
ちなみに、iPad版クリスタの動作環境は以下の通り。
- OS: iPd OS 13 / iPad OS 14
- メモリ: 2GB以上必須 / 4GB以上推奨
※2020年型iPad pro 12.9インチは、「高解像度のイラスト・マンガ」制作で利用できるそうです。 - ストレージ: 6GB以上の空き容量が必要
Win+液タブか、Mac+iPadか
さて、ここからは今後の話。
iPad版のクリスタとは無関係な内容ですので、読み飛ばしても大丈夫です。
クリスタを使うなら、いずれPC版1本に絞ります。
なにしろすでにEXを持っていますから。
その際、板タブではまた体を壊しかねないので、液タブを使いたいと思っています。
それも柔軟に体勢や場所を変えられるぐらい、軽いものです。
iPadはそのために買ったのです。
iPad用アプリに良いのがあったので、PCに繋ごうとは考えていませんでした。
状況が変わった今、理想はiPadをWindowsで使うことですが、現状それは容易ではありません。(クリスタどころかAdobeを契約するより高い費用がかかる)
すると僕は、Windowsと液タブの組み合わせか、MacとiPadの組み合わせかの2パターンから選択する格好になります。(使わなくなった端末の処遇はまた別の問題)
例えば、今使っているPCは5年前の製品ながら、CPUはCore i7 6700、メモリは16GB、ストレージもSSDで256GBあり、補助として1TBのHDDを備えています。
PC版のクリスタはもともとメモリ8GB以上推奨で、今後のアップグレードや後継製品への対応を見越して16GBにしたのでした。
ですから、Macも16GBは欲しいと思っています。
2020年型のMac miniで公式整備済製品なら、M1チップ、メモリ16GB、SSD256GBが税抜き87,000円ぐらいでありました。
Macではゲームをしませんから、これで十分と言えます。(正直8GBと1万しか違わないのかと思ったよ)
ただ、現在、発売から1年近く経っているので、今すぐ買うのでなければ新型の発表待ちかなと判断しました。(ウワサのM2が乗ってると良いな)
もしその頃までに、ワコムから、1kgを切る超軽量でなおかつ低価格な液晶タブレットが出るようなことがあれば、Windowsと液タブの組み合わせを選ぼうと思っています。
また、TES6(大好きな洋ゲーの新作)が発売されるタイミングでゲーミングPC(Windows)を購入するつもりなので、そことの兼ね合いもあったりします。
まとめ
果たして、今後のことを考えたとき、年間2,800円が最も出費を抑えられる方法だと判断したのでした。
お絵描きでちょっと食い込んだ活動を始めたら、OSを含めた大掛かりなPC環境の検討にまで発展してしまいました(笑)。
来年の話なんかすると鬼に笑われちゃいますが、なんだかあれもこれも全部集中して、来年は僕にとって重要な年になりそうです。