こんにちは。
お絵かき大好きKei Alexです。
今回もはてなブログ10周年の特別企画に参加しています。
今回は、はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由」ということで、「お絵かき」にハマる10の理由を挙げてみたいと思います。
- 理由1.道具を選ばない
- 理由2.表現や手法を選ばない
- 理由3.独学で技術が身につく
- 理由4.レベルアップがわかりやすい
- 理由5.自分の好きな物を自らの手で生み出せる
- 理由6.永久に極められない
- 理由7.集中して没頭できる
- 理由8.画材自体が好き
- 理由9.「感触」が楽しい
- 理由10.どう描いても楽しい
理由1.道具を選ばない
絵って、何で描くと思いますか?
パソコンとペンタブ?
紙とコピック?
そうした道具もいいですが、実は「描画」できれば何でもいいんです。
水蒸気で曇った窓ガラスに指でお絵かきしたことありませんか?
あれだって立派な「絵」なんですよ。
ヤバくないですか!?
すごくないですか!?
こんなに道具に縛られない表現を、他にはダンスと歌ぐらいしか思いつきません。
もう少し身近で現実的な話をすると、机の奥に入ってたボロボロの鉛筆とチラシの裏でも良いです。
最近は新聞を購読するご家庭が減ってきたそうなので、「カレンダーの裏」を提案したいです。
とりあえず鉛筆と紙があればできる手軽さが、一番の理由です。
理由2.表現や手法を選ばない
絵ってどんな風に描くと思いますか?
実は、一つの平面にほとんど厚みのない状態で描くだけじゃないんですよ。
立体的な場所(支持体)に描いても良い。
なんなら、自分でデコボコさせてしまってもいい。
絵具にモデリングペースト(メディウム)を混ぜて、絵具自体を生クリームみたいに盛り上げても良い。
複数の画材を併用しても良い。
画材どころか、あらゆる素材や媒体を併用しても良い。
また実は、漫画っぽいものと、写実的なものと、古典的なものを一緒に描いても良かったりします。
スタンプを押したり、ステンシルで型をとったり、ペンキ缶をぶちまけたりしても良いです。
物凄く乱暴に「何でもいいんだなっ!」って解釈できるところが、面白すぎて大好きなのです。
僕は、学校の教材として買った油絵具と、100円ショップのキャンバスボードを使って、ゲームキャラのバストアップを描いて、同人イベントで自分のスペースに飾ってました。
理由3.独学で技術が身につく
直接教えを賜る師がいない状態で、知識や技術を身に着けることを独学と言います。
つまり、学校や教室で教わらないものは、全部独学です。
絵は、独学で技術や知識を身に着けることが可能です。
書店で本を買ってきて勉強したり、Youtubeで動画講座やメイキングを見て勉強したり、上手い人の作品を模写して勉強したり。
今なら、ネットに膨大な量の講座やメイキングが提供されているので、タダで勉強し放題ですよね。
素晴らしい時代です。
僕も現在までは、ほぼ独学です。
理由4.レベルアップがわかりやすい
どういう手段で学ぼうと、その成果は目の前にハッキリと現れます。
描ける。
描けない。
そのどちらかしかありません。
思うように描けなくて悔しい思いをしても、何度も繰り返し描くうちに、描けるようになる。
自分の手によって成し得るのですから、これほど確かなことはありません。
一度味わったら病みつきになります(笑)。
理由5.自分の好きな物を自らの手で生み出せる
ここは語りだすと長くなるので、ざっくり、ごく狭い範囲だけ抜き出して書くと、「こう描きたい」とか「こういうのが欲しい」とか思ったものを、自分の手で作り出して、手に入れられるからです。
いわゆる自給自足。
物を作ることが全般的に好きなので、こういう価値観が強いです。
理由6.永久に極められない
恐ろしいことに、絵のスキルって終わりが無いんですよ。
石器時代から2万年が経った今でもまだ、新しい表現や技術が毎日のように生まれているんです。
どれだけ学び鍛え続けても、到底極められやしません。
楽しいですね!
葛飾北斎は88歳で死の床にあってもなお「あと5年すれば本当の画家になれるだろう」って言ったらしいですし、ピカソは90歳ごろになってやっと描きたかったものを描けるようになったそうです(あの子供の落書きみたいなやつ)。
僕もギリギリまで「あれをやりたい」「これやってみよう」って考えていたいです。
理由7.集中して没頭できる
年齢と共に厳しくなってきているんですが(笑)。
作業中は周りのモノを一切シャットアウトして没頭してしまうんです。
何かうるさい気がすると思ったら外で工事してたとか、画面がまぶしいような気がすると思ったら日が暮れてたとか、5分やるつもりが3時間経ってたとか、しょっちゅうです。
余計なことを考えないので、そういう面でも良いです。
理由8.画材自体が好き
実は僕、文具や画材が大好きなんです。
新製品とか話題の製品を使ってみたくなるんです。
ばっちりどっぷり、沼の住人です。
画材って見ているだけでワクワクしませんか!?
え、しない? するでしょ?(笑)
今年からは少し節約を意識して脊髄反射で購入しないように気を付けています。
絵具、色鉛筆、鉛筆、シャーペン、オイルパステル、マーカー、筆、定規、消しゴム、ペン、インク、紙……。
大好きな物で描いているときは完全にストレスから解放されて遊園地で乗り物に乗っているような気持ちよさがあります。
理由9.「感触」が楽しい
鉛筆が紙に擦れる音と振動、ペンが紙に擦れたり引っかかったりする音と振動、定規をあてて一気に線を引いたときの音と振動と自分の呼吸、豚毛の筆やペンティングナイフで張りキャンバスを擦ったときの音と感触。
……そういう五感の情報が好きなんです。
昔は漫画の中で、漫画家が原稿用紙に絵を描く場面には必ず「カリカリ」という擬音語が採用されていて、僕は初めて付けペンを使ったとき、いよいよ体験できるとワクワクしていたんですが、大した音もなくスーッと描けてしまってガッカリしたことがあります(笑)。
たぶん音が鳴らない方が良い状態なんだと思いますけど、音が出る方がプロっぽいと思ってたんです(笑)。
静かな部屋で画材の音だけ聞いて作業するのは、とても心地が良いです。
今で言うASMRの一種ですね。
理由10.どう描いても楽しい
これまでの全部をひっくるめて、僕は、たとえ他人と比べて下手だとしても、自分が楽しいので絵にハマっているんだなあと思います。
ハマるからには「好き」や「楽しい」があるわけですが、それって全部主観の話なんですよね。
本当は、ここまで書いたことは全部こじつけで、理由なんて「楽しいから」しかないのかもしれません。
描きたい物を描いているのだから、そりゃあ楽しいに決まっていますよね(笑)。