それをイーゼルと呼ぶ
こんにちは。
今週前半は気温が下がって、ようやく暑気あたりから解放されたKei Alexです。
30度越えが1週間以上続くのも、ゲリラ豪雨も、北海道には厳しいっす。
関東の人が雪と寒さに慣れていないように、北海道は雨と暑さに慣れていません(´Д`)
この記事を「文具・画材」カテゴリーに入れて良いもんか、ちょっと迷った(笑)。
垂直に近い傾斜の作業台が欲しい
ティッシュ箱で間に合うような緩い傾斜(10~15度)ではなく、60度とか70度とかの急角度。
主な理由は次の3つ
- 紙面を正面から捉えたい。
- 背筋を伸ばして、自然な姿勢で作業したい。
- 自分の影に煩わされたくない。
なにはさておき、紙を正面から捉えたい。
それで、水平に置いた場合は、つい身を乗り出して真上から見下ろす姿勢になる、変な癖がついてしまいました。
覆いかぶさるように描いているので、当然、夜は、天井の照明を遮る格好になります。
ティッシュ箱にクリップボードを置いて、軽く傾斜させることで、多少良くなりましたが、多少でした。
かといって、あまり角度が付くと、有り合わせでは難しく、かえって準備に手間がかかり面倒になってしまうと思いました。
何が欲しいのか整理
こういうときは、一旦、究極の理想を挙げて、妥協点を削るようにしています。
究極の条件
1.天板は60度以上の角度。
2.でも30度以下で描きたい気分のときもある。(妥協可)
3.床に座って使いたい。
4.でも椅子に座って使いたいときもある。(妥協可)
5.さすがに立って使うことは無い。(たぶん)
6.使わないときもあるから、設置&撤去しやすいものが良い。
7.部屋が狭いからコンパクトなものが良い。
8.できればA4~6号程度まで対応したい。
9.手を乗せて少し力を入れても倒れない安定性。
……以上です(笑)。
さすがにDIYしかないかと思いました。
が、ここでふと気づいたのです。
あれ? これ、イーゼルじゃね?
ターレンスのメタルイーゼル
10号を超えるような大きなサイズには縁がないし、部屋も狭いから置場もないし、一生買わないだろうと思っていたものの、画材店でチェックだけはしていました(笑)。
改めてネットで調べると、さすがターレンスは庶民の味方ですね(笑)、安価なアルミ製のイーゼルがありました。
野外用なんですが、カメラの三脚の要領で、高さを調節できて小さく畳めるタイプ。
おまけに軽い!(1050g)
しかも、これでお値段4,700円(税抜)。
もっと低いタイプもありますが、これで正解でした。
高さ42cm程度のパネル(A3とかF6とか)を置いても、椅子に座って、キャンバス受けの下に膝が入る!
椅子に座って、正面に傾斜台を構えるのと同じ感覚で作業できるんですよ。
わざと後ろ側の脚を短くして、少し傾けても耐えられる安定感もあります。(三脚本来の使い方ではないと思うので、お勧めはしません)
均等に立てた状態なら、床に座っても使えます。
脚を開いたときの奥行きが75cmだそうですが、脚が細いので圧迫感や邪魔な感じがしません。
また、5cm程度の隙間があれば、作業途中のキャンバスを取り付けたままでも、後ろ側の脚だけ閉じて立てかけることが可能です。(汚れる心配がなければ)
というわけで買いました(笑)。
取説も読まず、30分ぐらいガチャガチャいじって、自分にちょうどいい角度を探しました(笑)。
こんな製品もある
探し始めは、卓上イーゼルや水平イーゼルという手も考えたんですよ。
卓上イーゼルは、僕が机の上でやりたかったことを、ほぼ完ぺきに実現してくれる奴です。
ただし、卓上というぐらいですから、机がないと力を発揮できません。
作業場所が固定されている前提になります。
それは無理w
水平イーゼルは、恐らくもう一台欲しいとか、買ったばかりのコイツが壊れたとなったら、買うかもしれません。
名前の通り、一般的な角度から、水平まで、角度を調節できるイーゼルです。
今回、見送ったのは、上下に付いたキャンバス留めの調整に、少し手間がかかると思ったためです。
シーソーと同じく中心のみで支えるので、支点から等距離で留めないと、負荷がかかって不安定だし、壊れやすくなると思ったんですよね。
毎度、安定する場所(=重心)を探り探り調節しなくて済むように、あらかじめペンで印をつけておいたら便利かも。
これでようやく、A4以上の作業が楽になる…。
最近のこと
こんにちは。
日ごろのストレスと、噴出する喜びをぶつけるため、この週末ずっと色鉛筆で遊んでいたKei Alexです。
個別に記事にしたいことがいくつかあるものの、上手くまとまらないので、ここで短めにササッと書いてしまいます。
夢の中でも理不尽な目に遭った
夢の中で、上手くいった試しはありませんw
夢ぐらい良い思いをしたいんだけどね(笑)。
目の前を飛んでいるモンシロチョウを、何気なく捕まえた僕は、羽をつまむと鱗粉が取れて弱ってしまうと思い、胴体をつまむことにした。
本当は、蝶などを捕まえるときは、羽の付け根を人差し指と中指で挟んだりするのだけど、僕は小さい頃の経験から、親指と人差し指で胴体を挟むことしか考えていなかった。
蝶の胴体はとても柔らかく、うっかりすると潰してしまいそうなんだけど、そのモンシロチョウの胴体は、トンボのそれだった。
視界には、今触っているところしか映らず、全体を確認できなかったけど、一節ごとに赤から黒のグラデーションがかかっているトンボの胴体に、蝶の白い羽が生えていた。
脚の感じも、黒くて硬いトンボのそれ。
そして、僕は、柔らかいだろうと思って触った胴体が、鎧のように硬かったので心底驚き、思わず「硬っ!」と声を上げ、蝶(自分の中ではチョウチョ)を取り落としそうになる。
その隙を察したのか蝶がジタバタもがいたので、僕は逃がすまいと指をずらして持ち直そうとすると、トンボの頭が有り得ない角度で振り向き、僕の指先に思いっきり噛み付いた。
痛くはない。
実際、僕は子供のころ、捕まえたトンボにわざと自分の指を噛ませたことがあるが、全く痛くなかった。ただししっかり挟まれている感触はあった。サイズの違いから人間の皮膚を破るほどの威力が出ていないだけで、トンボの顎は強いと思う。(蟻ほどじゃないけど)
その感覚をよく覚えていて、全く痛くなかったけれど、しっかり挟まれている感覚がある。(ただし、夢なので現実ほどはっきりしない)
そして、昆虫に心底拒絶されていることを実感したところで、目が覚めた。
……これ、絵日記にしようと思ったんですが、虫だしキメラだしってことで躊躇しました(笑)。
気が向いたら描きます。
2Hは良いけど、長時間の作業に向かない
色鉛筆イラストの主線や、ペン入れの下描きには凄く良いんですけど、も。
これで形を取りながら延々と作業するのはしんどいです。
見えなくないけど、見づらいので、疲れてしまう。
おまけに僕の場合、筆圧が強いので、紙へのダメージが大きくて修正が難しい。
何故かFの方が薄く感じる謎も解明できぬまま(笑)、下絵用の鉛筆を求めてさまよっています。
HBじゃ濃いんだよなあ。
Hか?(笑)
トンボNQゥゥ!orz
完成したら改めて比較レビューしますけど。
先日、ポリクロモスとホルベインの色鉛筆について、塗り絵を使って比べてみたので、トンボNQもやってみました。
同じページで塗ってみたんですけども……当たりが硬い!! 色が乗らん!! 重ね塗りが混ざらん!! と散々だったので、放置しています。
力を込めて塗って、指も痛くなったことだし(言い訳)。
この前に、同じくトンボの色辞典を試せば良かった……。
硬めの芯だというポリクロモスと比べても、NQはとても硬いです。
画用紙ではそこまででもなかったので、紙を選ぶのかもしれません。
落書きに大失敗して不貞腐れている
あと2回ぐらい描けば調整できそうなもんですけど、(暑さで)疲れていたこともあって諦めました。
目測を誤っているのか、手のコントロールが上手く出来なかったのか、その両方なのか(笑)、とにかく狙った通りに描けませんでした。
鉛筆でアタリをとって、ペンで描こうと思ったんですが、ペン先が変な方向に動いてしまう。
おいおい、そっちじゃねーよー。って感じで、なんで狙った場所に向かわないのかわからない。
頭のの中ではしっかり形ができていて、それを手で追うだけだったのに。
毎日描くなどして、ウォーミングアップで体がほぐれている状態じゃないから、描けないのかもしれず。
とりあえず、今日は調子の悪い日なんだと、諦めました。
何をしようか
諦めたけど、本心では諦めきれないから、解決策を模索するなぅ。
雑誌なりでスケッチや、クロッキーをやるのも悪くない。
どちらも久しぶりだから楽しめるかもしれない。動物図鑑模写したいし、チョウチョ関連でまるまると太った青虫を描きたい。
その一方で、今、自分の中でくすぶっているネタを出し切ってしまいたい気持ちもある。
一旦、空っぽにすることで、スッキリしそうな気がしている。
……そのつもりで落書きしたら、あーあーだったんだけどさ。
なんかこう、スッキリしないんだよねえ。
なにかないかなー。←イマココ。
(追記あり)思い出話も吹っ飛ぶ道具の話
こんにちは。
近所に住んでいる親戚から、自家栽培のスイカをお裾分けをいただいて喜んでいるKei Alexです。
冷えてないとか気にしない。早速頂きましたーうめーあまー(*´∀`)
鉛筆削りの話をしようと思ったんだけどさ
小さく描いたので、わかりづらくてスイマセン。
小学校の頃使っていた鉛筆削りの、在りし日の姿です。
直方体じゃろとイイフリコイテ不得意な角度で描こうとして失敗したのが左側です。
※いいふりこく=格好つける
フタにスライドのカバーが付いてて、鉛筆の差し込み口を覆えるようになっています。
本体は水色、フタは青(濃い水色)、正面に赤いレーシングカーがプリントされている奴で、僕はこれを一等気に入っていました。
6年ほどの間に、黒ずみ、プリントは剥がれ、スライドカバーは紛失し、ただの青い四角になってしまいましたし、現在どこへ行ったのかわからない状態ですけどね。
そんな思い出話に華を添えるべく、描いたのは良いんですけど、問題はこれをデータ化する作業でした。
スキャナーで取り込んでみる
去年買った、ハンディスキャナーで読み込んでみることにしました。
今回のような小さな絵にはちょうど良いかなって……思って。
それがこちらです。
良かった点は、カメラよりずっと明るく鮮やかで、本来の色に近いこと。
悪かった点は、とにかく荒いこと。
原因は、解像度です。
カラーということもあって、300dpiでスキャンしました。ピクセル数にして915×579です。
もともと、3cmぐらいの絵ですから、PCディスプレイ上でピクセルに置き換わると、まるで、虫眼鏡で拡大したような状態になってしまいました。
じゃあ、ということで、web用の標準値らしい72dpiに直してみました。
アイコンかよ!
ピクセル数にして、194×121……Twitterのアイコンが160×160程度ですから、だいたいそれぐらいです。
そのかわり、(縮小したこともあって)綺麗に表示されています(笑)。
僕のモニターは小さい割に解像度が高いので、なおさら小さく感じますが、解像度の低いモニターでは、もう少し見やすいでしょうか。
デジカメで撮影するかぁ。
何かにつけて便利なのでスマホで撮影しているんですが、撮影とその他の作業を完全に分けた方がいいのかもしれません。
今、バッテリーが切れているのでデジカメで撮影できませんが、デジカメの方が綺麗に撮影できるなら、その方が良いのかもしれません。
それと合わせて、絵の技術も上げましょう(笑)。
今回も色鉛筆については、かなり濃く描いたつもりなんですが、スマホでちょっと明るく撮影すると、簡単に飛んでしまいました。
あまり濃く描くと、イメージと異なってしまうような気がしたのですが、色鉛筆画のようにしっかり描いた方が良いのかもしれません。
色が薄く(弱く)なりやすいのは、僕の昔からの悪い癖ですし。
この機会にちょっと考えてみようと思います。
追記
濃いめに塗ったら、しっかり写るようになりました。
が、今回は同じ色を、強く塗りつけただけなので、かなり鮮やかに仕上がってしまって、イメージと異なってしまいました。
記憶の中の水色はもうちょっとグレイッシュだったので(黒ずみのせいもあるw)、補色を組み合わせたりして、色を作る練習でもしようと思います。
とりあえず、今はこれが限界。