こんにちは。
勉強法や教科書の情報を整理中のkei Alexです。
漫画の進捗を中々お伝えできず、ちょうど時間が空くのでこんな記事で繋いでいくよ(笑)。
構図=要素の効果的な配置
何故か、構図のことを人物のポーズや、カメラアングルのことだと思っている人がいるんだけど、それはちょっと違う。
構図は画面構成のことで、どこに何をどんな大きさで配置するかってことです。
その中に、人物は後ろ向きが良いとか、全体を斜め下から見上げる角度が良いとか、そういう「要素」が含まれる。
キャンバスは縦型の長方形が良いとか、円が良いとか、そういうのも要素の一つだよ。
慣れている人は勘頼みでやってしまうんだけど「ここに、これを描こうか、やめようか」って、結構悩ましいときがある(笑)。
そういうときは、基礎知識に沿えば大きく外さないって、期待できるよね。
美的感覚は共通
下に挙げる本は、全部違う分野(コーナー)の書籍です。
巨匠に学ぶ構図の基本―名画はなぜ名画なのか? (リトルキュレーターシリーズ)
- 作者: 内田広由紀
- 出版社/メーカー: 視覚デザイン研究所
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 4人 クリック: 26回
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デザイン・レイアウトのセオリー―絶対はずせないデザインのお約束
- 作者: 佐々木剛士
- 出版社/メーカー: グラフィック社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 22回
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- 作者: 石田徳幸,胡桃,須田卓馬,RV車,waragai kate
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2012/01/18
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 5回
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一見すると無関係っぽいけど、実は「人の美的感覚に訴える」って点で共通している。
そして、美的感覚に最も効果的に訴えかける基本的な手法は、数パターンにまとめることができる。
僕は上の3分野について、全部違うルートとタイミングで辿りついた。
デザインは、Webデザインを勉強していたときに。
写真は、上手に撮影する方法を探していたときに。
そして絵画は、この分野にも構図の教科書があったんだって気が付いて。
(順序はデザイン→写真→絵画)
デザインと写真については、沢山出ているので、選び放題です。
実例集もあるけど、色んなお金が作用して高価なので(笑)、実例が欲しかったら、身の周りに散乱しているチラシやポスターを見て、どんな技術が使われているか調べる方がずっと安上がり。
絵画は『巨匠に学ぶ~』が一番わかりやすいっていうか、他にほとんど構図を解説した本がない(笑)。
初心者は構図取りから戸惑うと思うんだけどなぁ。
レイアウトデザインが即戦力になるのは、同人誌の扉絵とか、ポスター制作のとき。
絵や写真だけでなく、文字や様々な情報(要素)を、収まりよく配置するための技術だから。
写真と絵画の構図は、モチーフ以外の情報が入らないときに活用しやすいと思う。
基本は同じといっても、より向いている方を採用するのは当たり前だよね(笑)。
ちなみに、これを勉強すると、良くも悪くも、構図の目が肥えるよ(笑)。
おまけ
最後に、レイアウトデザインに関係する書籍なんだけど、アイデア出しの自由さを実感できる本をご紹介。
- 作者: DTPWORLD編集部
- 出版社/メーカー: ワークスコーポレーション
- 発売日: 2008/03/11
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 7回
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同じ条件で、複数のデザイナーがそれぞれ異なる視点で提案する、シミュレーション集。
十人十色を実感したり、視野を広げる助けにしたり、使い方は読者次第だけど、さらっと読むだけでも面白いのでお勧め。
続編で第2弾も出てるけど、僕は第1弾(上記)の方が面白かった。