(2022.07.28リライト)
こんにちは。
今朝がたニュースに関する朗報が届いたのですっかり気を取られたKei Alexです。
思考をまとめられない問題
複数の要素から一つの結論を導き出すのが苦手でした。
うそつき村としょうじき村のクイズとかも、すごく苦手。言葉の正誤じゃなくて、理論の矛盾を見つけるのが苦手だったんです。
物語を要約するのも凄く苦手でした。どこを要点として扱えば良いか全くわからないのです。
また、膨大な知識を応用したり活用するのも苦手でした。
それでも、実生活ではほとんど出番がないので、何事もなく過ごしていたんですけど、実は物語を作るのに失敗する要因の一つだったことを、かなり後になって気づきました。
作業計画を立てるために
元々は仕事で複数のタスクを管理したり、作業計画を立てる必要に迫られたので、仕事術なんかを探していました。
その過程で、思考を整理する方法なるものを見つけました。
ネットで調べてもいまいち理解しきれず、わかりやすく解説されたものを求めて書店へ。
そこで見つけたのが上の本です。
一番衝撃的だったのは、頭の中だけで処理せず、紙に書き出して処理するという点でした。
紙に書くと、混乱しないし忘れない、間違いや見落としを冷静に確認できる、その威力を身を持って実感しました。
これ以来、僕は何かといえば書き出すことにしています。
アイデア出しや構成のために
必ずしも、突飛な発想や尖った独創性を求めていたわけじゃないんですが、自分だけの何かっていう漠然とした意識は常にありました。
それがすでに幻の秘宝を追かけようとしていたことなのだとは、気づいていませんでした。
著者が親切にも詳しく手順を説明してくれているんで、とてもわかりやすかったです。
これと、前述の『自分の考えをまとめる~』とで、やっと筋道の通った思考ができるようになりました。
ビジネス的な考え方の流用
仕事面で転機があって、そのときに転職や独立を考えた関係で、ビジネス関係の書籍をいくつか読みました。
ちょうど興味を持っていた広告デザイン関係の業界や、ネットショップも含めて、それは幅広く。
下に挙げたのはブランディングや仕事術ですが、マーケティングや店舗経営に関するものも読みました。
その一方で、成功者の持論や荒稼ぎのノウハウのたぐいには興味を持てませんでした。また、謙遜のつもりかインタビューで綺麗ごとばかり言ってる経営者の話も無視しました。
僕は、お金の話は決して汚らしいことではないと考えているので、商売を神聖視するような口ぶりは胡散臭く信用できなかったのです。
スクール・オブ・グラフィックデザイン―デザインと仕事、108のコツ。
- 作者: 古平正義,水野学,山田英二,平林奈緒美
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2010/08
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 8回
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これで初めて「座って手を動かすだけの仕事」ではなく、「頭を動かして”仕事を回す”仕事」っていうのが、わかった気がしました。
ビジネス書だから、もちろん利益(お金)に辿りつく格好になります。
ですが、僕が注目したのはそこではなくて、良い結果を得るために何を考えればいいのかという部分でした。
大雑把に言うと、自分の満足度と客の満足度のバランスと、訴求方法の重要性が勉強になりました。
マーケティングは分析能力が身につくので、サラッと勉強するだけでもものの見方が変わります。
とっ散らかってたときのことも忘れない
僕にとって、これらは全部、素早く適切な判断や選択をするためで、道具のようなものです。
理論的なものが常に正解とは限りませんし。
たとえ理論が破たんしていても結論が出ないままでも、とにかく動いてしまった方が良いときもあります。
難しいですが、考えすぎも良くないんですよね(笑)。
あくまで、できるだけ早く判断して動けるようにするための技術みたいなものです。
僕の頭の中はこんな感じ。
あ。油断ならない怠け者の僕が棲み付いていることも忘れてはいけない(笑)。