こんにちは。
GYAOのおかげですっかりレンタルしなくなったKei Alexです。
ルパンもハイキューも見飽きない……。
ジョジョは3部でインドです。アブドゥルゥゥゥ!!!。゜(´Д`)゜。
ジョジョのキャラに、嫌いな奴がほとんどいないので、荒木先生の凄さにひれ伏しています_o/2
さて今回は、久しぶりに書籍のレビューです。
読んでよかった!
- 作者: ジェームス・ガーニー(James Gurney),平谷早苗,株式会社Bスプラウト
- 出版社/メーカー: ボーンデジタル
- 発売日: 2012/01/30
- メディア: 大型本
- 購入: 15人 クリック: 158回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
冷静さを欠いている状態での感想は「もっと早く読めば良かった」です。
発売当時から知っていましたが、当時は予算オーバーでした。
どのみち、知識同士がちゃんと繋がっていなかったので、読んでも役立てることは無かったと思います。
いま読むから、理解できるわけでして。
ともあれ、読んでよかったです。
どんな本なのか
いうなれば、色と光に主眼を置いたデッサンの極意です。
どこを観察すればいいのか、どんな風に考えればいいのか、といったことを知るのに良い本です。
そして、世に出ている作品に、どんな技法が使われていて、それがどういう効果をもたらしているのかも、解説しています。
前半は歴史的な変遷などもあって、色と光の表現を巡る壮大なドキュメンタリーでも見ているようです。
今まで「なんとなく」とか「みんな使っててカッコいいから」ぐらいでやっている。
あるいは「見るとそうなっているけど、表現として、今取り入れるべきか判断できない」から使えずにいる。
というケースがあれば、大きな助けになると思います。
(僕はどちらのケースもよくあるので、とても助かった)
現実と表現の間で悩む人の味方
僕はまだ、誰かのやり方をなぞっている段階です。
同じことをすることで、何が起こるのか確認しています。
ですがそろそろ、自分の「色」で描かなければと思っていましたし、そうしたいと思っていました。
そういう時期に、この本はとても強力な味方になってくれると感じました。
この本は、趣味でお絵かきしている人には、取っ付きにくい部類だと思います。
デッサンに抵抗のある人や、小難しい理屈は良いから何色を使えばいいか教えてほしい人などには特に。
そういう人は、メイキングなどを読んだ方がずっと実りがあると思います。
※あくまで、自分の目的や段階次第です。
「借り物」で描いているとか「ただ表面的に処理しているにすぎない」と感じたら、この本の出番でしょう。
まあ、読んだからって今すぐ劇的に変化するわけではありませんけどもw