こんにちは。
ロビン・フッドといえばケビン・コスナーが演じた1991年版を思い出すKei Alexです。
全部で3回にわたって、Steamのゲームを遊んでみた感想を書いていきます。
3回目の今回は、Robin Hood - Sherwood Buildersというゲームです。
前回までの記事はこちら。
PCスペック
PCゲームは端末の性能如何なので、最初に軽く紹介しておきます。
これで、バニラのマイクラやスカイリムでは、GPU使用率が20%前後、GPU温度50度台、電力も50w以下です。(GeForceエクスペリエンスでの情報)
体感としては、事務作業の雰囲気。
今回はキーボードとマウスで操作します。
Robin Hood - Sherwood Builders
ゴリッゴリの洋ゲーです。
日本語はサポートされていません。
また、記事執筆現在「近日登場」で、まだリリースされておりません。
※2023年3月リリース予定とのこと。
ただいま、体験版しか存在しないゲームです。
舞台はシャーウッドの森。
TPS(三人称視点)のオープンワールドRPGですが、サバイバルとクラフト、そして拠点を発展させる経営シミュレーション的な要素も備えています。
タイトル通り、主人公はシャーウッドビルダーでもあるのです。
要求スペックが高い
このゲームの要求スペックはとても高いです。
推奨環境で次の通り。
コーエーテクモのWoLongやWILD HEARTが同じぐらいの要求スペックです。
体験版ではDLSS非対応で、僕の環境ですと負荷の高い森の中でこの通りです。
スクリーンショットのタイミングでこれぐらいなんですが、動き回っているとGPU使用率が90%以上、温度も80度台になります。
ファンはフル回転でゴーゴー言っています。
僕が使っているRTX3070というグラフィックボードの消費電力は最高で220wなので、ほぼフルパワーではたらいている状態ですね。
困ったことに、設定を最低にし、水の透過などをオフにしてもあまり改善しませんでした。
(それでいて、画質は設定どおりに下がっている)
一応、稼働範囲内なので最高設定でもヌルヌル遊べますが、PCから排出される熱気が強くなりますし、寿命的な意味で少し不安になります。
DLSSに対応してくれるか、60fpsでCS機用に最適化されたら、安心して遊べそうだと思いました。
操作性は良い
システムに関しては、操作しやすい、見やすい、遊びやすい、と最高です。
戦闘もわかりやすく、人間相手には素肌などの弱点を狙うことでダメージを稼げるなど、自由度が高そうです。
鹿はスキルなしのレベル1でも一発で仕留められます。
倒すと肉を落とすのがシュールで面白いです。
唯一、チュートリアルの表示をEscキーで終了できないのが不満なところでしょうか。(右上に表示されている×をクリックする)
インベントリやジャーナルなど、普段使う情報画面はEscで終了できます。
会話ウィンドウも、数字キーで操作できます。
常に左手で操作するので、慣れれば無意識にできるようになるんですが、チュートリアルなどの説明画面でも癖でEscキーを押してしまって、「あっ」てなるんですよね(笑)。
製品版では対応してくれるかなあ。
面白さは最高レベル
スカイリムやマイクラが大好きな僕には、最高に面白いゲームです。
サウンドもグラフィックも素晴らしく、特にサウンドは、草むらを歩けばガサガサ鳴るし、足元で枝を踏み割る音も出ます。
見通しの悪い森の中で音の距離と方向が表現されるので、緊張感があります。
グラフィックは言わずもがな。
フルHDでもかなり綺麗に感じます。
サバイバル要素の食料と水の減り具合なども結構速く、ちょいちょいパンをかじっているので、遠出の際にはしっかりした準備が必要そうです。
小中学生の英語力が必要かもしれない
最初に書いたように、本作は日本語非対応です。
たとえば、スタート直後のチュートリアルも、こんな感じの会話が展開されます。
Tuck: What a sight for sore eyes! Praised be the day, for our good friend Robin is finally back!
(なんということだ! 素晴らしい日だ、われらが友ロビンがついに帰ってきたぞ!)
Tuck: ...and just as I feared, he looks absolutely horrendous! By Mary, Robin, did you lose a fight to bear? What trouble did you get into this time?
(…恐れていた通り、ひどい姿じゃないか! マリーのためか、ロビン、厳しい戦いに負けてしまったのか? 今回はどんな困難があったというんだ?)
Robin: Don't even ask... And it's not like you'd really believe in my misadventures anyway.
(聞かないでくれ…。あなただって俺の災難話を本当に信じたりしないだろう。)
Tuck: Well, you are a master of cock-and-bull stories after all! And yet... I do notice you are quite parched and exhausted... Why don't you go have a snack and rest in your hut for now?
(ああ、確かに君はほら話の達人だからな! それでも…君が喉も乾いて疲れていることはわかる…。とりあえず小屋で食べるなり休むなりしたらどうだ?)
Tuck: Do not fret or worry about anything else at the moment, there is no work that cannot wait until tomorrow dawn.
(焦ったり心配したりしないでいい、明日の夜明けまで待てないような仕事はないんだ。)
ボイスありで、上のようなイベントではフルボイスで喋ってくれます。
テキストは自動で消えたりしませんので、リスニングしなくても大丈夫です。
僕も大概、雰囲気で読んでいるところがあります。
何より、舞台が現実のイギリスということで、独自の造語を心配しなくていいのはうれしいです(笑)。
それに、クエストの目的は、進捗状況とともに画面左上に表示されます(下の画像参照)し、ジャーナルでも確認できるので、会話が多少わからなくても詰む心配はないと思います。
まあ、製品版がリリースされたら、親切な人が日本語化MODを作ってくれると思いますので、それを充てれば万事解決ですね!(他力本願)
というわけで、3タイトルをレビューしましたが、どれも面白かったです。
ロビン・フッドについては、今後もチェックしていきたいと思います。
また面白そうなゲームがあったらレビューしていきます。
それではまた別の記事で~。