こんにちは。
地元も真夏日到来で、今日は「暑い」以外の挨拶を交わした記憶がないKei Alexです。
ビルを出入りする運送業者のドライバーさんが、温度差にやられてしんどそうだったよ……。
週末一杯は30度前後のようなので、みなさま熱中症にはくれぐれもお気をつけください。僕も気を付けます。
自分で書いといて何ですが、記事タイトルを「最後の褒美」と誤読してしまうw それはあんまりだ、ご褒美はこれからも欲しい(笑)。
ホルベインアーチスト色鉛筆を買いました。
今週ウキウキソワソワしていたのはこのためです。
先んじて、サイドバーで喜びに踊り狂っていましたが、ついに手に入れました!!
どーん!
念願の150色セットです!!
イェア!!(`∀´)ノ
去年欲しがっていたときの記事はこちらです。
この記事の1年ぐらい前から欲しかったから、1年半ぐらい耐えてたw
それでね、それでね、すごいんだぜこれ。(大興奮)
ペラペラとは言え、このでっかい箱が、さらにPPケースに入ってるんだぜ!(反射するから上手く撮れなかったんだぜ。)
リーズナブルな簡易包装なのに、雨よけみたいなケースをオマケしてくれる心遣いに恐れ入ったぜ。
……でもごめんな……いちいちPPケースに戻すの面倒くさいよ……orz(サッと出して使いたいタイプ)
肝心の中身はこうだ!
すんごい立派!!
何が驚くって、紙箱の中にプラトレイがセットされてるんだよ!!
でもって、トレイを持ち上げる取っ手が、リボン!!
紙だから簡単に壊れそうだけど、もっとちゃちなのかと思ってたんで、びっくりしました。すごいな、ホルベイン…。
あえて比較するけど、ポリクロモスは薄いポリのトレイで、ちゃんと両手で持たないと歪んで鉛筆が落ちてしまいます。
クッション材は、薄いウレタンシート(割れ物を包むようなやつ)が格段1枚ずつ挟んであります。ごく一般的な方法だと思いますが、ガサツな僕は、そのうち捨ててしまいそうw
ポリクロモスは、トレイの下に少し厚めのウレタンシートが貼り付けてあります。僕はこっちのタイプが好きだな。(仕様変更がなければ)
なんてこった、ここまでケースの話しかしてないw
中身の話をしよう(笑)。
150色とは言え、パステルカラーや蛍光色(ネオンカラー)、メタリックカラーが入っているので、自然な色は100色も無いぐらいです。
そういう意味では、特殊な色が金銀銅のみのポリクロモスの方が、絵画向きの印象です。
ホルベインは、やっぱりサブカル方面やデザインに強い印象ですね。
2枚目の画像の右端にあるのがメタリックカラーなんですが、金銀銅各2色ずつ用意されています。
内訳は、ゴールド、ペールゴールド、ブロンズ、コパー、シルバー、アンティークシルバー……う、うーん……。
ソフトホワイトというマジックアイテム
ホルベインアーチスト色鉛筆には、普通の白の他に、ソフトホワイトという、とても柔らかい、特殊な白があります。
鉛筆削りでは崩れてしまうのか、ナイフで削るように、木軸に書かれているほど。
同封されている『テクニカルノート』によれば、
薄く塗ると油絵のホワイトを混ぜたような色になり、重ね塗りによる白のハイライト表現にも効果的。
とのこと。
しかも、ホルベインとは相性が良いらしいメルツ液では溶けないらしく、油彩用のペトロールでぼかすように書かれていました。(ペトロールやテレピン油は、油性色鉛筆を水彩のように溶くことができるそうです)
ちなみに、普通の白は、他の色鉛筆と同じ使い方で使います。
テクニカルノートがスゴイ
右が、よくある製品の案内です。カラーチャートが載っていたりして、ポリクロモスにも入っていました。
左が、『テクニカルノート』という、A5サイズの冊子です。
その名の通り、簡単な技術手引き書です。内容は以下の通り。
- カラーチャート
- 用紙ごとのテスト
- タッチや混色技法の例
- メルツ液やペトロールなどを使ったぼかし例
- その他の表現技法や、他の画材との併用例
広く浅いけど、オマケとしてはかなりのボリュームだと思います。
初心者さんなら、すごく助かるんじゃないかなあ。
紙箱や木箱限定だったらもったいないなあ。初心者さんは50色とかいきなり買わないだろうし、せめて36色セットから入っていたらと思うんだけど、(パッケージのサイズ的にも)厳しいかなあ。
ちなみに、ホルベインの色鉛筆はこんなことできるんだぜ!とばかりに、コルクや段ボール、ベニヤ板やジェッソ塗布の上から描いた例も掲載されていました(笑)。
確かにすごいと思うけどね。
というわけで、ホルベインアーチスト色鉛筆の開封の儀を終わります(笑)。
これだけで体力使い果たしたわw