こんにちは。
オタクに語らせると長くなることを痛感しているKei Alexです。
好きなモノについて語るんだぜ? 短くまとめるなんて無理じゃん?
今回もはてなブログの10周年記念特別企画の参加記事です。
最近はもっぱらデジタル一辺倒ですが、アナログの画材も好きなんですよ。
ただ、何をもって1種類とカウントするかめちゃめちゃ迷います(笑)。
今回は僕がどっぷり浸かっている沼の話になるんで、いつにも増してウザイです。
油性色鉛筆
最も身近で最も使用歴の長い画材です。
何が良いって、準備と片付けが要らない上に、多少雑に扱っても汚れないトコですよ。
絵具やクレヨンやマーカーって、うっかりすると汚してしまうでしょう? 気づかないうちに服や床が汚れてたなんて、あるあるです。
色鉛筆は、ちょっとやそっとじゃ汚れないので使いやすいのです。
僕が気に入っている製品はこちら。
実は、さらに「ヴァン・ゴッホ」と「プリズマカラー(カリスマカラー)」の追加を考えています。ふふふ。
作品がどうとかいうより、色鉛筆楽しい!というだけで買っています。楽しい。
沼なんですよ……底のない沼……。
あ、最近、100円ショップの色鉛筆を買いました。これも発色が良くて楽しいですよ。
100円なんてお買い得すぎて倒れそうです。
水彩色鉛筆
水彩色鉛筆もかなり好きです。
水彩絵の具(不透明/ガッシュ)のような風合いですが、絵具と違ってパレットが要らないのでらくちんです。
もう廃盤になって久しいですが、学生時代、親に買ってもらった48色セットはいまだに現役。
ダーウェントのインクテンスもお気に入りです。
水彩絵の具
初心者でどこから手を付けたらよいかわからなかったので、ホルベインを選びました。
とにかく色が多くて、バラでも買いやすくて、大きなチューブも用意されているのが決め手になっていました。
僕は描いても小さなサイズなので全然減らなくて、一番小さい5mlチューブでも驚くほど長持ちします。(まだ1本も使い切っていない。腐らないか心配。)
個人的には、一番最初に買うセットは、12色でなく18色を買った方が手間が無くて良かったなって思っています。
足りない足りないとバラで買い足していった色は、ほとんど18色セットに入っていました(笑)。
水筆
水彩色鉛筆はもちろんですが、普通の水彩絵の具にも使っています。
絵具で使ったのは最近で、汚れた水を取り替えたり、水入れ置き場が必要だったりするのが嫌だった、というのがきっかけです。
腕や紙がぶつかって倒しやしないか、びくびくしながら描いていたので。
ナムラ(名村大成堂)という筆メーカーから「馬毛水筆ペン」というのが出て、狂喜乱舞したのはいい思い出。
水筆というと大概ナイロンなんですよ。それもゴリッゴリに半透明のいかにもな奴。
天然毛の水筆なんて革命でした。
しかも馬!
小学生用の水彩セットに入っている柔らかくて焦げ茶色の穂をした筆は、大体、馬毛だと思います。
柔らかくて水(=絵の具)の含みが良くて、筆の中では比較的安価ですし、何かと勝手が良いです。
それが水のタンクとドッキングしたらどうなるか……お判りいただけるでしょうか(笑)。
他にも、どうしたことか、この2~3年の間に様々な形状の水筆ペンが登場しまして、僕は喜びまくっています。
そんなに流行ってるんでしょうか??
僕が気に入っているのは、次の製品です。
最後の田中金華堂は日本画用の形状をした水筆を出しています。(Amazon非対応)
面相筆大好きマンなので、これを見つけたときは飛び上がるほど嬉しかったです。
他にも隈取筆などがあったんですけど、今オンラインショップを見たら面相しか取り扱っていませんでした。
廃盤になってしまったのでしょうか……。
水筆は根元が常にたっぷりの水で潤っているので、全体に満遍なく同じ濃度で絵の具を満たすのが難しいなと感じます。
僕は、どうしても困るときだけ普通の筆を使って、普段は水筆を使っています。
コピック
これは噂通り、超便利!!!
僕はお試しのつもりで買ったのでそれほど数を持っていませんが、使い慣れた色を選んだのでこれで十分です。
また、ガッチャガチャに乱暴な扱いで、ニブが汚れたって気にしないと思って買ったのですが、ニブはヘタらないし汚れてもインクまで影響しないしで、品質の高さを思い知らされました。
風合いは絵具というよりもカラーインクですね。
筆やパレットを必要としないので、めちゃくちゃ楽です。
そりゃ流行るわ(笑)。
付けペン
昔、漫画家になりたかったこともあって、付けペンとインクも大好きです。
筆圧がコントロールできるようになったからか、Gペンが扱えるようになりました(笑)。
インクは、パイロットの証券インクや製図インクを使うことが多いです。
最近は漫画ように調整されたインクが出ていて、選択肢が広がりました。どーしましょー。
あ、インクに関しては、沼にならないようにギリギリ淵で踏みとどまっているところです。
押すなよ……絶対に押すなよ!?
万年筆
お気に入りの万年筆は、パイロットのカクノです。
極細がお気に入りです。
カートリッジも便利ですが、僕はコンバーターで好きなインクを詰めています。
軸にメモしておかないと何を入れたかわからなくなります。
ブログにレビューを書くのは、どれに何のインクを入れたか忘れないためでもあります(笑)。
万年筆と言えば、最近は万年筆タイプのドローイングペンが出ていますよね。
中でも僕は、タチカワの新ペン先スクールGが気に入っています。
カートリッジ式万年筆と同じ要領で使えるので、ちまちまとペン先をインク瓶に浸す手間が解消されます。
漫画家あるあるで、間違ってコーヒーカップに突っ込んじゃったとか、インク瓶を倒して大惨事を引き起こしたとか……そういう恐怖からも解放されます。
これで、ペン先が柔らかくて強弱をつけられるので、めちゃめちゃ便利です。
インク
いいか? 押すなよ? 絶対に押すなよ?
……と、沼に落ちないようにギリギリ淵のところで踏ん張っているのが、インクです。
絶対に押すなよ?
インクはハマるととんでもないんですよ。
限定品もあるわ、メーカーごとに色とりどりのブランドを取り揃えているわ、ショップオリジナルなんてのもあるわ……破産しますよ。
なのでどうしても、というもの以外はなるべく買わないようにしています。
なるべくです。
いや、でも、この極黒(キワグロ)は本当に黒くてびっくりしたんですよ。
僕はたまたまリザーバー付きの旧ボトルで購入したんですけど、新ボトルも小ぢんまりしていてこれはこれで使いやすそうなんですよね。
まあ使いやすいと言ったら、カートリッジがあるんですけど。(無駄が無くて良い)
一番驚いたのが万年筆に使えるのに、顔料インキなんですよ。
顔料って、染料よりも粘り気があって、複雑な万年筆の構造には適さないと言われていたんです。
インクが引っ掛かって出てこないとか、中で乾いちゃって詰まっちゃうとか。
もちろん、漫画で使うような付けペンやガラスペンなら、全然大丈夫ですけどね。
技術の進歩ってすごいですよね。
他にも色雫(染料インキ)だったり、好きなインクはありますが、沼にハマるのが目に見えているので我慢しています。
いいか、絶対に押すなよ?
あ、でも、今回のはてなブログさんの企画……プレゼントが……その……万年筆とインクのセットだっていうじゃないですか……。
そりゃ飛びつきますよね。
ください。(直球)
筆ペン
僕が特に好きなのは、ぺんてるの筆ペンです。
リアルブラシタイプが好きで、学生時代からの付き合いです。
これ一本で細かな髪の毛や学ラン(時代…)のツヤベタをやっていました。
穂先が紙に触れるか触れないかのところでサッサッと入れるのがコツです。
筆(墨)の描き文字や、キャラクター自体をこれで描くのも大好きで、斬サムやるろ剣(≒サムスピ)の影響を受けまくっていました。
わざとインクを補充せず穂先をバラけさせて掠らせるのがコツです。
漫画でしか使わなかったこともあって、ずっと染料インキを買っていたんですが、イラストで使いたくなって顔料インキを使うようになりました。
それと、まだ買えていないんですが、最近、速乾タイプが登場したので、今後はこれがスタメンになりそうな予感がしています。
太さは、中字が一番使いやすいです。
鉛筆
普段使いから作品制作まで幅広く活躍する上、重量が軽いので手の負担が少なくて重宝しています。
僕は主に三菱鉛筆を使っています。えんじ色のアレ。
粘り気があってグリップの効いた描き心地が気に入っています。(サラッと軽い描き心地が好きな人にはステッドラーがおすすめです)
ずっとハイユニを使っていたんですけど、1ランク下のユニと比べてみたら、違いが全く分かりませんでした(笑)。
60周年記念のパッケージはかなり気に入っています。
よく使う濃さ(硬度)は、B、2B、4Bです。
弱い力でもしっかり描けるので。
黒いと言えば、硬筆書写用が真っ黒で凄いんですよ(笑)。
同じ硬度のハイユニより黒いんです。
ああ……まだ語りたいところですが、この辺にしておきます(笑)。
なんと、5,200文字を超えました。
また今度、熱く語りたいと思います。ふふ。