Dragon Island

日々是修行。

ドラクエ11Sを「強くてニューゲーム」で遊んでみた

こんにちは。
ドラクエが大好きなKei Alexです。

ドラゴンクエスト11Sで「強くてニューゲーム」

ドラクエはレベルシステムを採用しているRPGで、レベルが上がるごとにパラメーターも増え、攻略難易度に大きく影響を与えます。
平たく言うとレベルを上げさえすれば攻略できます。

レベル19で勝てなかった中ボスに、レベル20で挑んだら勝てたなんていうのは、あるあるです。

そんなドラクエを、「強くてニューゲーム」(※)で攻略したらどうなるのか。

※公式が用意した復活の呪文による方法ではなく、「2D/3Dモードの切り替え」機能を利用した擬似的な方法です。
イベントで解放される要素はフラグがオフになります。特別な呪文やアイテムなども没収されてしまいます。

僕の場合、全員レベル99、スキルパネル全開放、いくつかのパラメーターで少し上げた状態で、ゲーム開始時点からやり直しました。

通常アイテムはどれほど強力なものであっても没収されないため、主人公以外は最強装備で進められます

あれほど苦戦した中ボスをあっさりと撃破

冒頭、主人公は生まれ育った村で成人の儀式に参加します。
いくつかのイベント戦闘があり、思わぬ事態で大ピンチに陥った主人公が「ゆうしゃのちから」に目覚める……というお決まりのパターンなのですが、道すがら出会うシンボルエンカウントのスライムたちがみんな逃げていってしまいます
こちらがレベル1のときは、あんなに絡んできたのに……。

その後も、逃げるのが正規ルートの強敵ブラックドラゴンをワンパンし、ブレスが面倒くさく体力も多いデンダをワンパンし、硬くて面倒くさいデスコピオンをワンパンし、イベント以外では戦いを避けまくっていたシーゴーレムをワンパンし、負けイベントのホメロスをワンパンし(でも主人公側が力及ばずみたいな展開になる)……それはもうあり得ない速さでシナリオが進みました。

戦闘が続く仮面武闘会編もサクサク進み、場を温めるためにと提案されたエキシビションマッチは当然のようにワンパン……。本当に場が温まったのか怪しかったです(笑)。

そして、僕にとって最初の壁となったクラーゴンを1ターンで倒し、次なる壁メルトアも1ターンで撃破。(当時のノリで普通に戦ってしまった)
普通に進めていたときは、何度も全滅させられて苦労したのに……!!!(笑)

面白いけど感動はない、感動はないけど面白い

1/3ほど進めたところで、あることに気づきました。

あまりに主人公たちが強すぎて、全く感動しないのです。

ストーリー中に繰り広げられるドラマは、同じように展開し、同じように没入感を体験します。
ですが、感動がありません。

何故かと考えてみたのですが、これはおそらく、プレイヤーとしての体験が無いからだろうと思いました。

前述の通り、普通に進めればレベル上げの作業が必要な場面や、苦手な敵と戦う場面が生じます。
レベルは上げれば上げるほど攻略が楽になりますが、先へ進めたい気持ちもありますし、そもそも敵の経験値の都合もあるので、僕は中ボスに勝てる程度までしか上げません。
そのため、割と毎回ギリギリの戦いになります。

そのヒリヒリした感じが、ストーリーの進行とちょうど良く噛み合って、感動を生んでいたのではないかと思いました。

特に本作の場合、主人公はわけあって追われる身でイベントでも逃走する展開が多いのですが、明らかに主人公のほうが強いので「いや、もう、ここで倒しちゃえよw」という気持ちになってしまいました(笑)。

ただ、面白いのは間違いなく面白いです。
一番爽快で痛快に敵を斬り伏せていけますからね(笑)。
これは他のナンバリングタイトルでは味わえません。

そんなわけで、この遊び方では感動はちょっと横へ置いといて、種を集めながらステカンを目指すことにします(笑)。


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