Dragon Island

日々是修行。

個性()について。

こんにちは。
ちょっとしたことがあって、ブログの色んなことをまとめているKei Alexです。
今回は個性()の話。
カッコが付いてるから、そういうことだよ。(どういうことだよ)

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自分の絵に個性はあるのか問題

中二病的なイラストでお届けしております(笑)。

創作をやっていると、誰もが必ずぶちあたるアレ。
ネットとか見てると小中学生でも気にしてて、びっくりするよ。

そういえば、僕は絵の練習を始めたとき、目指している作風ってなかったな。
いや、あったんだけど、レベルが違いすぎて早々に目指すのを諦めたんだ。プロの漫画家だったから、雲泥の差は当たり前だけどさ。

具体的に目指すものがないから、自分の絵はスタート地点から自分の絵だったよ。

○○さんの絵に似てるね問題

オリジナルをこう言われると少し焦る
大概、予想外の名前を言われるから。

最近も「もしかして○○さん好きですか?」って言われましたが、知らない作家で反応に困りました。(はてブロの外での出来事です)
すぐ調べたら、知っている作品があって、あの人か!ってなったんですが、残念ながらこの手の作風はそれほど好きではありませんでした。つまりほとんど影響を受けていないし、目指してもいなかった。

こんな風に、思いがけないところで、思いがけない反応をいただいて、戸惑うこともありますが、外から見た自分の印象を垣間見るのはとても興味深いです。

ちなみに、この手の話で自分が影響を受けている人を言い当てられた経験はありません。
影響を受けたのは一人ではないし、ジャンルも複数跨いでいるし、実際「どこが?」っていうぐらい微量にしか表れていないのだと思います。

でも、誰それに似てるって、芸能人の誰それに似てるねって言われるような気持ちになるので、ちょっと嬉しかったりします(笑)。

自分で気づけないものも多いけど

個性云々、自分で気づけたら一番良いけど、そうじゃないことの方が多いかもしれない。
「こういうの、お前っぽいよね」
手書きのタイポグラフィ(レタリング)、おっさん(笑)、レイアウト、漫画の展開など、学生時代によく友人から言われてきたんですが、これがなかったら、個性ってなんぞと未だにグルグルしていたかもしれません。

ですが、よく考えると、僕が自分の経験を元に、好きなように考えて作ったものなので、僕っぽくならないはずがないんですよね。

だから、たぶん、他の人も「その人っぽい」絵になっているんだけど、こういうのは自分じゃ中々気づけないよね。

まとめ

自分が他の人の絵を描けないように、他の人も自分の絵は描けないから、間違いなくそれは自分の個性だよねって話。
○○っぽいよねって言われたって、実際はほんの一部、かすった程度しか似てないから、結局その程度しか似ようがないんだよ。
この記事に載せた中二臭いイラストも、中二っぽいけど、僕が描いているから僕の絵で、知ってる人が見たら「お前のだろ」ってすぐわかると思う。
どこが?とかなんで?って聞いたって「なんとなく」としか言えないと思うけど、たぶんそういう、フワッとしたものが個性なんだと思う。


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