10枚描いたので振り返り
こんにちは。
クマにシカにユキムシにと、てんやわんやの北海道からKei Alexがお届けします。
この記事が公開されるころには、ユキムシくらいは落ち着いていると思います。(落ち着いててくださいお願いします)
10枚描くまでは我慢
手癖の確認と矯正をしたく、ここまで毎回、無計画に描いてきました。
無計画ではありますが、制御不能にはしたくないので、外枠程度にいくつかの縛りを設けました。
- 目的は顔(頭部)を描くことである
- 顔(特に両目)がはっきり見えること
- 男性キャラクターであること
- 最初の10枚分は、上記3点を厳守すること
途中でなにか思うところがあっても、とりあえず10枚描いてから判断しようと決めました。
ふと掠めた、曖昧でかすかな手がかりを見失わないようにしたかったので。
案の定、数枚で課題などが見えてきて、即座に対処を試みそうになりました。
こういうとき、自分の中にもう一人、少し客観的な自分が現れます。
興奮して走り出しそうな自分を、冷静な自分が宥めて説得して堪えていました。
以降は擬似的な協力体制で取り組んでいました。
つくづく自分と和解しておいてよかったです。
10枚描いたので振り返ってみた
長くなるので昔話は省くとして、描きながら懐かしさと成長を感じていました。
もともと自然に身についた手癖だったので、いざ意識してやろうと思うと上手く行かない部分や分からない部分がが沢山ありました。
難しいクエストを攻略するような面白さを感じつつ、自覚がないってこういうことかぁなんてしみじみしたりしました。
具体的な手応えとしては、デフォルメの度合いに関するテストがだいぶ煮詰まってきました。
一旦安定するところまで、もうあと少しかなあというところです。
気持ちで抵抗を感じる部分の折り合いも必要ですし。
ここまでで、目指しているイメージに一番近いのはこちらです。
その前に近いと思っていたのが下のものだったので、更新できてよかったです(笑)。
一方で、やればやるほどわからなくなったのがハッチングでした。
ポテンシャルが高すぎて、加減の見当がつきません。
デッサンの要領で面と質感を優先しつつ、密度を下げてみます。(メモ)
縛りを解禁していく
10枚描いたので、目的を見失わない範囲で縛りを解禁します。
顔が隠れるような仕草やアングルも、目を閉じたり顔を大きく歪める表情も、描いていきます。
そしてこれまでの我慢の反動で描いたのが、これでした。
解き放たれた勢いに負け、全体的にチェックが甘くなったことを反省します(笑)。